我が家の薔薇が今年も咲き始めた。
▲「 クリムゾン・グローリー」
‘Crimson Glory’
1935年にドイツのウィルヘルム・コルデス2世(Wilhelm J. H. Kordes II )が発表したハイブリッド・ティー。交配親は「カトリーヌ・コルデス」(Cathrine Kordes) ×「W.E.チャップリン」(W.E.Chaplin)。
2014年8月購入。
▲「シャルル・マルラン」
‘Charles Mallerin’
1947年にフランスのフランシス・メイアン(Francis Meilland)が作出したハイブリッド・ティー。 資料によっては1951年という記述もあるが、それはアメリカに導入された年である。「グロリア・デ・ローマ」(Gloria di Roma)に「コンゴ」(Congo)を掛け合わせて生まれた株に「タッサン」(Tassin)を交配して作出した。シャルル・マルランという品種名は、フランシス・メイアンの恩師だった育種家の名前にちなむ。「パパメイアン」「オクラホマ」「ミスターリンカーン」の黒赤系名花三兄弟の父親としても有名。ダマスク系の芳香がある。
これも2014年8月購入。天気が良かったので今日咲いたばかりなのにもう日焼けしている。
▲「ジョン・S・アームストロング」
‘John S. Armstrong’
アメリカのハーバート C. スイム(Herbert C. Swim)が1961年に発表したグランディフローラ。母親はピンク花の「シャーロット・アームストロング」(Charlotte Armstrong)で、父親は名無しの権兵衛(unnamed seedling)。品種名はカリフォルニアのアームストロング・ナーセリー(現在のアームストロング・ガーデンセンター)の創設者ジョン・サミュエル・アームストロング John Samuel Armstrong(1865~1965) に因む。また、この薔薇の親になった「シャーロット・アームストロング」の品種名は彼の奥さんの名から来ていて、同名の推理小説家とは関係ない。
これは2015年5月に購入。