米沢型の鉈。
▲メルカリで形の良い米沢型の鉈を見つけたので、早速購入した。出品者様は長野県松本市のUさん。多分これで手元の米沢型の鉈は30本目になった。刃渡りは約19cm、柄は約22cm。
▲刻印のような物が見られるが、読み取る事が出来ない。
米沢型の鉈の特徴としては、①ハナとかハシとか呼ばれる先端の突起が尖っている事、②片刃である事、③平の峰に近い方に大きな鎚目が複数打たれている事、④ほとんどは地金の片面に鋼を鍛接している事、⑤目釘が1本である事、といった所だろうか。最近作られた製品だと全鋼だったり目釘が2本だったりする事もある。あと、喜多方型と米沢型の明確な線引きは難しいので、ほぼ同じと考えて良いと思う。