ジンチョウゲ
Daphne odora
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑灌木。
▲今年1月に福島県只見町の「富士園芸」さんからアオキ等と一緒に取り寄せたジンチョウゲに1輪目の花が咲いた。
▲一般にジンチョウゲは雌雄異株で、日本にあるのはほとんどが雄株なので結実しないと云われている。でも富士園芸さんによるとこの株は珍しい雌株で実が生るとのこと。一見普通のジンチョウゲの花に見えるので、まだ信じきれていない。
ただ、実はジンチョウゲは雌雄異株ではなく、両性株と雌株が存在する雌性両全異株(Hermaphrodite)と呼ぶのが正しいらしい。 本当は両性株なのに、雄株だから結実しないと思われていたのは、自家不和合性が強く自分の花粉が雌蕊に付着すると受粉が妨げられるからで、花粉を自分で作れない雌株の方が結実しやすいのもその為ではないかと思われている。
それから、種子を播いて育てた株は全て雌株になるという説がある。それでは両性株はどうやって生まれるのだろう?
あと、ジンチョウゲは中国南部原産と云われているが、自然の自生地はまだ発見されていないらしい。もしかしたら雑種起源では、という説もあるとかないとか。
2 件のコメント:
たくさん咲きそうですね。
沈丁花を室内で育てるという発想はなかったけれど、次の冬も室内に取り込む予定ですか?
室内で育てたら、きっといい匂いが部屋に充満しますね。
春さん、近所で沈丁花を地植えにしている家もあるので、耐寒性は問題ないと思うのですが、常緑樹は雪で潰されてしまうので、毎年雪囲いをしないといけないでしょう。安心して地植えに出来る場所がないので、鉢植えで育てる事になりそうです。
沈丁花の香りって、柑橘類に似てますよね。
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