最近買った本
小川 秀世 西村 舜子 共著
洋種ツバキ図鑑
2019年3月28日 初版発行
2020年2月25日 第2刷発行
株式会社 草土出版
海外で作られたツバキの園芸品種の事を洋種ツバキと言うらしい。元々は日本原産のツバキが欧米に渡り、それに中国産のトウツバキ等が掛け合わされて生まれた品種群で、欧米人の好みに合わせて、より花が大きく派手に改良されている物が多い。何故かまだ日本ではあまり普及していないので、今までそれについての書籍も皆無に等しかった。そもそも日本でツバキの木は社寺の敷地で見られる事が多く、陰気で不吉な花と思っている人も少なくない。華やかな洋種ツバキが約180種掲載されたこの図鑑を見れば、ツバキに対するそういう偏見も変わるだろう。この本をきっかけに外国産の園芸品種に興味を持つ人が増えて、この先もっと様々な品種が輸入されるようになってくれたらと思う。
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