2022年12月31日土曜日

レイシーの決定

 

セントポーリア
「レイシーズ・ディターミネイション」
Saintpaulia ‘Lacey’s Determination’

イワタバコ科アフリカスミレ属の常緑多年草。アメリカのLyndon Lyon Greenhousesで作出された黄花の交配種。



▲今年10月にメルカリで購入したセントポーリアの「レイシーズ・ディターミネイション」の花が咲き始めた。出品者様は北海道函館市のNさん。一応これも花弁に黄色が入る品種なのだが、余程凝視しないとそれが分からない。そのうちもっとはっきりと黄色が出てくると信じるほかない。








2022年12月30日金曜日

五光のB型

 

五光
B型剪定鋏  180mm  金止



   ▲最近ヤフオクで落札した五光のB型剪定鋏。出品者は山形県山辺町の千歳リサイクルサービス様。既にB型の200mmは持っていたが、今回入手したのは180mm。






▲切刃の平に打たれた商標五光の刻印。五光は山形市宮町の横倉鋏製造所の商標。







▲刃を目一杯開いた状態。開脚は控えめで恥ずかしがり屋さん。




▲裏側には刻印が無い。

   五光の鋏はあまり市場では見かけないので、こうして現物を拝めるだけでも嬉しい。おそらく他の刻印で出回っている製品が結構多いのではと思う。






2022年12月29日木曜日

妖婦

 


セントポーリア
「バックアイ・セダクトレス」
Saintpaulia  ‘Buckeye Seductress’

イワタバコ科アフリカスミレ属の常緑多年草。アメリカのパット・ハンコック女史(Pat Hancock)の交配によるバックアイシリーズのひとつで2006年発表。



   ▲今年7月にヤフオクで落札したセントポーリア「バックアイ・セダクトレス」の花が咲き始めた。出品者様は北海道北見市のMさん。本来は中心が紫色の花が咲くはずだが、白っぽい地味な花になってしまった。もう少し株が充実してくれば本来の花を咲かせてくれると思う。まわりの黄色くなった葉っぱは後で取ってやるつもりだ。





2022年12月28日水曜日

日焼けした薔薇?



セントポーリア
「サンキストローズ」
Saintpaulia ‘Sunkissed Rose’ 

イワタバコ科アフリカスミレ属の常緑多年草。アメリカのLyndon Lyon Greenhousesのデビー・ヘリングショウ女史(Debbie Herringshaw)による交配で2005年公表。


  ▲今年の10月にヤフオクで落札したセントポーリア「サンキストローズ」の花が咲き始めた。出品者様は愛媛県のYさん。花弁に黄色が入る花なのだが、写真だと分かりにくい。







2022年12月27日火曜日

火事

 
昨晩23時過ぎ、近所で火事があった。


   ▲近所とは言っても我が家からはおそらく4~5km位は離れているはずだが、夜中の火事なので遠くからでもよく見える。2階のベランダからNikonのCOOLPIX P1000で撮影した。右下の光は消防車の警光灯で、放水している様子も分かる。今のところこの火事についての詳しい事は不明。






2022年12月26日月曜日

いもゆで工房さんの猫 その2

 


ミニNEKOでんF(フラッシュ)



   ▲これもいもゆで工房さんに再販のリクエストをして作ってもらった作品。素材は真鍮。高さ3cm位。中世の拷問具「鉄の処女」の猫バージョン。LEDで目と口が光るようになっている。






2022年12月25日日曜日

いもゆで工房さんのロボット その5



いもゆで工房さんに再販をリクエストしたロボット達。

 

▲左から「みにろぼさん」「みねながさん」「よこみみちゃん」。それぞれ銅、真鍮、洋白で出来ている。わざわざ金属の鋳造から始めて作ってくれた。本当にありがたい。







2022年12月24日土曜日

クリスマス前の虹

 

今日はクリスマス前日。



    ▲昼間は雪ではなく雨が降っていた。車のフロントガラスから冬の虹がうっすらと見えていた。











2022年12月23日金曜日

モネ

 

セントポーリア
「モネ」
Saintpaulia ‘Mone’

イワタバコ科アフリカスミレ属の常緑多年草。オランダのHumako社が作ったInova種。



   ▲今年7月に新潟市の「LEAFS」( 株式会社芳樹園 )さんから取り寄せたセントポーリア「モネ」の花がやっと咲き始めた。斑入りの葉っぱが綺麗なんだから花は咲かなくてもいいだろと言わんばかりに葉ばかり繁ってなかなか咲いてくれなかった。でもこのピンクの花もじゅうぶん綺麗で自分好みだったりする。これから沢山咲いてくれればいいのだが。







2022年12月22日木曜日

訃報

 

今年一番のつらい出来事。



   ▲12月17日の朝刊に載っていた。もう「超人ロック・カオスブリンガー」の結末を知る事は出来ない。きっとかば先生ご本人が一番無念だったろう。それにしても、どうしてこんなに発表が遅れたのかが気になるところ。





2022年12月21日水曜日

あそびあそばせ最終巻

 

ヤングアニマルコミックス

あそびあそばせ⑭⑮
涼川りん

2022年12月5日 第1刷発行
株式会社 白泉社



▲涼川りんさんの「あそびあそばせ」の14巻と15巻が白泉社から同時発売された。残念ながらこれで完結らしい。始めの頃は主役だったあそ研の3人の出番が終わりに近付くにつれてだんだん少なくなり、代わりに新聞部や美術部の女の子達がいつの間にか主役になっていた。ずっと謎だった青空さんの性別は判明したものの、オリヴィアの母国やミュウミュウの素顔は明かされないまま。最終話を読んでも全く終わった感じがしないので、いつかまたどこかで連載を再開してくれるのではないかと期待している。













2022年12月20日火曜日

日船のストーブ

 

ニッセン(日本船燈)の石油ストーブ
「SS-1」



   ▲先日停電があった日に活躍してくれたニッセンのストーブ。東日本大震災の後で停電した時に備えてヤフオクで入手した物。この外観と構造のシンプルさが好き。古い物なので耐震自動消火装置は付いていない。
   ニッセンこと日本船燈株式会社は埼玉県春日部市に本社を置く船舶用照明機器の製造と販売をしている会社。1936年(昭和11年)創業。






2022年12月18日日曜日

楽天家

 

セントポーリア
「RS-オプティミスト」
Saintpaulia ‘RS-Optimistka’
(РС-Оптимистка)イワタバコ科アフリカスミレ属の園芸品種。ウクライナ・ルハンシク市のスヴェトラーナ・レプキナ女史(Svetlana Repkina = Светлана Репкина )による交配で、2013年に公表されている。

    ▲セントポーリアの「RS-オプティミスト」の花が咲き始めた。これは
今年10月にヤフオクで他の品種を落札した際に、出品者である愛媛県松山市のYさんからおまけで頂いた株。本来なら花弁に赤い中条のある直径7cm近くになる見事な星状花が咲くはずだが、今回咲いたのは4cm位しかない白っぽい花だった。もっと株が充実してくれば本領を発揮してくれるかもしれない。それにしても、この品種の作者であるレプキナさんは無事なんだろうか。





2022年12月17日土曜日

電柱でござる

 


   コンクリートの電柱が曲がってるの初めて見た。



   ▲近所の電柱が曲がっていた。急に積もった雪のせいで大木が倒れて電線が引っ張られたのが原因だった。おかげで停電になって、見たいテレビ番組が見れなかっり、温風ヒーターが使えないので古いストーブを引っ張り出してきたりして、平凡な日常にちょっとした変化が生まれた。にしても、コンクリートにこんな柔軟性があるとは知らなかった。







2022年12月16日金曜日

プリン牛



茶房やまだ屋×野沢民芸 
「プリンべこ」



▲メルカリで「プリンべこ」を入手した。1号サイズで体長9.5cm。出品者様は東京都の方。「プリンべこ」は、福島県下郷町の大内宿の喫茶店「茶房やまだ屋」さんで販売している張り子の牛。製造元は同県西会津町の「野沢民芸品製作企業組合」さん。普段プリンを主食としている自分だが、大内宿のプリンはまだ食べた事がない。







2022年12月15日木曜日

豊年牛

 

野沢民芸
「豊年べこ」



  ▲最近メルカリで入手したちょっと昔の張子の牛「豊年べこ」。製造元は福島県西会津町の野沢民芸品製作企業組合。出品者様は神奈川県のAさん。背中に本物の稲穂を乗せている。体長約9cm。





2022年12月12日月曜日

いもゆで工房さんのロボット その4

  

 「つのちゃん  あかおおつの」と「つのちゃん  おおつの」



▲左が「つのちゃん  あかおおつの」で右が「つのちゃん おおつの」。どちらも本体は高さ3cm位で真鍮や洋白で出来ている。角の素材は「あかおおつの」の方はココボロという木で、「おおつの」の方は牛骨製。金属部分は3Dプリンターで原型を作って鋳造しているらしい。








2022年12月7日水曜日

素晴らしい夜明け

 

セントポーリア
「ヘブンリードーン」
Saintpaulia ‘Haevenly Dawn’

イワタバコ科アフリカスミレ属の園芸品種。アメリカのオハイオ州の育種家、Nolan Blansit氏の交配による初期の黄花品種。1992年にオハイオ州コロンバスで開催されたアメリカセントポーリア協会の全国大会で発表された黄花セントポーリア3種の内のひとつ。



▲今年10月にヤフオクで落札したセントポーリア「ヘブンリードーン」の花が咲き始めた。出品者様は北海道函館市のNさん。本当はもっと花弁の数が多い豪華な花になるはずだが、今のところあまりパッとしない小ぢんまりした花しか咲いていない。花芽は沢山付いているので、これからに期待したい。











2022年12月6日火曜日

Ta152

 

世界の傑作機  No.208
フォッケウルフ Ta152

FAMOUS AIRPLANES OF THE WORLD
FOCKE-WULF Ta 152

株式会社文林堂
令和5年1月5日発行



    ▲隔月刊「世界の傑作機」。今回は第二次世界大戦末期にドイツ空軍で運用された高高度戦闘機「Ta152」について解説している。執筆はドイツ空軍機と言ったらこの人、国江隆夫氏。

    Ta152は、フォッケヴルフ航空機製造有限会社( Focke-Wulf-Flugzeugbau Gmbh)のクルト・タンク技師(Kurt Waldemar Tank :1898~1985)が設計した戦闘機Fw190の空冷エンジンを水冷エンジンに換装したFw-190Dの発展型で、最高時速752kmを記録した文字通りの傑作機だった。ただ、ドイツが劣勢に陥っていた大戦末期に生産が開始された為、総生産数は多くても百数十機だったという。よく知られたエピソードとして、終戦直前にコットブスでの会議に出席する為にTa152を操縦していたクルト・タンクが2機のP-51に遭遇して、水メタノール噴射装置を作動させてぶっちぎったというのがある。










2022年12月5日月曜日

アンジェリカちゃん

 

セントポーリア
「PT-アンジェリカ」
Saintpaulia PT-Anzhelika (ПТ-Анжелика)

D.Ozherelyev/T.Pugachevaによる交配。2014年5月31日登録。



   ▲今年の7月にヤフオクで入手したセントポーリア「PT-アンジェリカ」の花が咲き始めた。出品者様は北海道北見市のMさん。Mさんのブログ「ごーるでん☆たいむ」によると、最近Mさんは入院中との事。早く良くなって、また今までのようにセントポーリアの栽培を楽しめる日が来る事を、自分も陰ながら祈っている。







2022年12月4日日曜日

タカコちゃん


 
セントポーリア
「タカコ」
Saintpaulia ‘Takako’

イワタバコ科アフリカスミレ属の常緑多年草。ホルトカンプ社・オプティマラ系の園芸品種。



   ▲今年7月にメルカリで愛知県扶桑町のTさんから購入したセントポーリアの「タカコ」がいつの間にか何だか凄い事になっている。購入当初に咲いていた花はもう終わっているのだが、その後すぐにまた花芽が出て来て、今は花芽が100個位付いている状況。この品種に限らず、オプティマラ系の花付きや花持ちの良さは本当に素晴らしいと思う。




                     

2022年12月3日土曜日

阿弗利加菫の原種 その2

 


セントポーリア・ルピコラ
Saintpaulia rupicola

イワタバコ科アフリカスミレ属の常緑多年草。ケニア原産。



   ▲今年10月にヤフオクで入手したセントポーリアの原種「ルピコラ」の花が咲き始めた。出品者様は兵庫県西宮市のTさん。セントポーリアの原種は他にも色々とあちこちから取り寄せてあるので、いつか花が咲いたら投稿したいと思っている。













2022年12月2日金曜日

凍結

 


セントポーリア
「フローズン・イン・タイム」
Saintpaulia ‘Frozen in Time’

イワタバコ科アフリカスミレ属の園芸品種。アメリカのLyndon Lyon GreenhousesのPaul Sorano氏による交配で、2003年に公表。



   ▲先月、岐阜県可児市のレイテストプランツさんから届いたセントポーリア3種の内のひとつ、「フローズン・イン・タイム」の花が咲き始めた。と言うか、届いた時にはもう咲いていたのだが、あまりにも小さく地味な花なので、そのうちもっと大きくなるのではないかと待っていたのに大して変化はしていないようだ。きっと元々この程度の花なのだろう。緑色の小さな星咲きの花はそれなりに珍しくて可愛いが、どちらかと言えば白い斑が入った葉の方が美しく見応えがある。それでもセントポーリアの緑色花は比較的長持ちするそうなので、大株に育って小さな花がびっしりと沢山咲いたら見事だろうなとは思う。

   天気予報によると今日は山形県南部で初雪が降るはずだったのだが、我が家の周辺では小雨だった。でも車で5km以上行った先では雪がちらほら降っていたし、遠くの山も白くなっていた。今年の初雪は平年より半月程遅かった。











2022年11月28日月曜日

福牛

 


野沢民芸
福べこ



   ▲最近メルカリで入手した野沢民芸のちょっと古いタイプの福べこ。体長9cm位。出品者様は東京都の方。現在、野沢民芸の福べこは在庫切れのようで販売されていない。新旧ふたつ揃えて比べてみたかったのに、なんか残念。







2022年11月27日日曜日

袖からっぱ

 

ソデカラッパ
Calappa hepatica

十脚目カラッパ科カラッパ属の甲殻類。西太平洋からインド洋にかけての浅い砂地に棲息するカニ。


▲とは言ってもこれはプラスチック製のフィギュア。株式会社バンダイから発売されたばかりの「いきもの大図鑑アドバンス・カニ」のラインナップのひとつ。

















▲今回のラインナップは4種類。
01.クマドリオウギガニ
02.ソデカラッパ
03.アカテガニ(リアルカラーver.)
04.アミメノコギリガザミ

   カニの仲間は標本にすると色褪せてしまうので、こんな風にリアルなフィギュアにして貰えると凄くありがたいと思う。それにしても、また地味な種類ばかりチョイスしたものだな。カラッパは大好きだけど。







2022年11月26日土曜日

鉄核桃

 

テツグルミ(仮称)
Juglans sigillata

  クルミ科クルミ属の落葉喬木。ヒマラヤ東部から中国西部にかけて分布。



   ▲メルカリで購入したクルミの1種の核果。中国では「鉄核桃」と呼ばれるらしい。おそらくまだ和名は無い。幅よりも奥行のある形状をしている。出品は東京文玩様。8月に入手した中国産テモミグルミは中国では「麻核桃」と呼ばれる種類で、学名だとJuglans  hopeiensis に該当する物だと思う。ペルシャグルミとマンシュウグルミの雑種起源だという説がある。








2022年11月25日金曜日

カロリーヌちゃん

 

セントポーリア
「カロリーヌ」


▲今月、岐阜県可児市のレイテストプランツさんから届いたセントポーリアのオプティマラ系品種「カロリーヌ」の花が咲き始めた。少し青みがかった濃いピンクの花。‘Caroline’で検索しても出てこないので、余程古い品種なのか、あるいは外国では別の名で販売されているのか。同じホルトカンプ社のラプソディシリーズの‘Ingrid’という品種にも似ているような気がする。








2022年11月24日木曜日

抉端枝尺蛾

 


エグリヅマエダシャク
Odontopera arida arida

   鱗翅目シャクガ科Odontopera属。 年2~4化で、幼虫は広食性。



▲ヒイラギの葉の裏にとまっていたエグリヅマエダシャク。偶然かもしれないが、まるでヒイラギの枯れ葉のような姿をしている。

   そう言えば、去年はあんなに沢山いたウスタビガの成虫が、今年は何故か1匹も見れなかった。







2022年11月23日水曜日

来年は卯年

 


越後製菓の鏡餅(個包装タイプ)




    近所のヤマザワに行ったら、もう鏡餅が売っていた。来年は卯年という事で、兎のフィギュアが付いた鏡餅を買ってきた。フィギュアの原型は、「おねんどお姉さん」として知られる、「ねんど職人」で「ねんドル」の岡田ひとみさん(42)による製作。自分は毎年この人のフィギュアが付いた鏡餅を楽しみにしている。2023年版は3種類発売されているはずだが、残念ながら近所のヤマザワには2種類しか売っていなかった。









2022年11月22日火曜日

蝟柊

 

ハリネズミヒイラギ

Osmanthus heterophyllus cv.


モクセイ科モクセイ属の園芸品種。詳細不明。


   ▲ヤフオクで最近入手したハリネズミヒイラギの小苗。出品者様は新潟県の方。通常のヒイラギは葉の縁に刺があるが、これは葉の表面にも刺が沢山生えていて、しかも斑入りという珍しい品種。でも葉の裏側にはまったく刺が見当たらない。こういう変異を病気と見なさずに保存してきた人の感性が素晴らしいと思う。









2022年11月21日月曜日

獅子舞赤牛

 

野沢民芸
獅子舞赤べこ



   ▲メルカリで購入した「獅子舞赤べこ」。出品者様は福島県の方。製造は福島県西会津町野沢の野沢民芸品製作企業組合の工房。獅子舞赤べこは今のところ、同県会津若松市七日町通りにある直営店「野沢民芸商店」でのみ取り扱っていて、期間限定という噂もある。頭の白い毛はあまり弄り過ぎると抜けやすいので、ハゲにしたくなければなるべく触らない方が良さそう。














2022年11月20日日曜日

万年青の実

 

オモト
Rohdea japonica

キジカクシ科オモト属の常緑多年草。



▲2019年6月に地元のコメリで購入した斑入りのオモトに初めて実が生った。たった2つだけだが、オレンジ色が美しい。無銘だったが玉獅子という品種に似ている。






▲これは2015年に四国ガーデンさんから取り寄せた黄実オモトの実。毎年安定してトウモロコシのような黄色い実を付けてくれる。江戸時代に富士山の裾野で見付かったと云われている黄金宝という品種に似ている。







   ▲こっちはその実生。自分で種子を播いて6年で実が生った。てっきり赤い実が生るものとばかり思っていたが、母親と同じ黄色い実が出来た。もしかしたら一般に出回っている黄金宝も江戸時代の株のクローンではなく、実生系の可能性がある。もっとも温州蜜柑のような珠心胚実生ならば、母親とDNAが同じという事になるが、オモトにもそんな事があるのだろうか。







   ▲五色柊は嬉しい事に雌株だった。ヒイラギは雌雄異株という事になっているが、雄株には雄花が咲くのに対し、雌株にはしっかりと雌蕊と雄蕊が付いた両性花が咲くようだ。ひょっとしたら1株でも結実するのかも知れないが、雄花が咲いている縞柊の花粉を付けて実が生るかどうか実験してみようと思う。見事に実が生った暁にはまた投稿するつもりだ。












2022年11月19日土曜日

碧眼の露西亜

 

セントポーリア
「ブルーアイドロシア」
Saintpaulia ‘EK-Blue Eyed Russia’
(EK-Goluboglazaia Rossiia)

イワタバコ科アフリカスミレ属の園芸品種。Elena Korshunova女史が2006年に発表したスタンダード種。


   ▲岐阜県可児市のレイテストプランツさんから今日届いたセントポーリア。花弁が青くて、縁が紫色。コルシュノワさんが作った品種は頭にEK-と付いていて、ロシア系とされたりウクライナ系とされたり、どっちが正しいのかは分からないが、いずれにしても両国は今戦争中なので、最近の新しい品種は入手が難しくなっているのではないだろうか。レイテストプランツさんからは、他にあと2種類(フローズンインタイムとカロリーヌ)を取り寄せたのだが、ちゃんと開花してから投稿しようと思う。願わくはその前に枯れませんように。

    (2022年12月16日追記=エレナ・コルシュノワ女史はロシアのトリヤッチ市在住)








2022年11月18日金曜日

縞柊と五色柊

 

ヒイラギ

Osmanthus heterophyllus


モクセイ科モクセイ属の常緑喬木。



▲2019年の11月に地元のコメリから買ってきた縞柊の花が満開になった。陽が当たると甘い香りが辺り一帯に漂う。これは雄株なので実が生らないのが残念。






▲縞柊と一緒に買った五色柊にも初めて花芽が付いた。もし雌株だったら交配出来るのだが、どうなんだろう。