2022年11月20日日曜日

万年青の実

 

オモト
Rohdea japonica

キジカクシ科オモト属の常緑多年草。



▲2019年6月に地元のコメリで購入した斑入りのオモトに初めて実が生った。たった2つだけだが、オレンジ色が美しい。無銘だったが玉獅子という品種に似ている。






▲これは2015年に四国ガーデンさんから取り寄せた黄実オモトの実。毎年安定してトウモロコシのような黄色い実を付けてくれる。江戸時代に富士山の裾野で見付かったと云われている黄金宝という品種に似ている。







   ▲こっちはその実生。自分で種子を播いて6年で実が生った。てっきり赤い実が生るものとばかり思っていたが、母親と同じ黄色い実が出来た。もしかしたら一般に出回っている黄金宝も江戸時代の株のクローンではなく、実生系の可能性がある。もっとも温州蜜柑のような珠心胚実生ならば、母親とDNAが同じという事になるが、オモトにもそんな事があるのだろうか。







   ▲五色柊は嬉しい事に雌株だった。ヒイラギは雌雄異株という事になっているが、雄株には雄花が咲くのに対し、雌株にはしっかりと雌蕊と雄蕊が付いた両性花が咲くようだ。ひょっとしたら1株でも結実するのかも知れないが、雄花が咲いている縞柊の花粉を付けて実が生るかどうか実験してみようと思う。見事に実が生った暁にはまた投稿するつもりだ。












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