2021年1月29日金曜日

飛庄の左利き用刈込鋏


飛庄 
   片手刈込鋏 片刃270mm
(左用)


   ▲メルカリで最近購入した中古の左利き用の片手刈込鋏。新品だと弐萬圓以上する製品を随分お手頃価格で買う事が出来た。飛庄の製品は既にコンプリート済みだと思い込んでいたが、これはまだ持っていなかった。飛庄の製品には、ビニール柄やリング付きなど、同じタイプでも様々なバリエーションがあるようだ。





   ▲刃の開き具合は結構大きめ。
    片方が切刃でもう片方が受刃になっているのは普通の剪定鋏と同じ。






▲左のホッペタには「登録  飛庄」の刻印。






▲裏返すとこんな感じで、通常の右利き用とは切刃と受刃が逆向きになっているのが分かる。






▲刃こぼれもなく、使用回数はあまり多くなかったようだが、あちこちにヤニやサビ、汚れが少し付いていたので、磨いて綺麗にしてから撮影した。






▲裏側のホッペタには「飛塚別製」の刻印。



    この鋏で試しに紙を切ってみると、はじめは全然切れなくて、一瞬「あれ?」と首をかしげてしまった。すぐに自分の間違いに気が付いて、鋏を右手から左手に持ち替えてみたら、今度は綺麗に切る事が出来た。なんとかと鋏は使いようとは良く言ったものだ。







2021年1月28日木曜日

風信子

 
ヒヤシンス
 Hyacinthus orientalis  cv.


     地元のコメリで蕾のついたヒヤシンスの鉢植えを買ってきた。植え付けの適期にあちこちのホームセンターで球根を探したけど、チューリップや水仙は売っているのにヒヤシンスは何故か見つからなかった。この辺りでは地植えでも育つので、もっと沢山売っていても良いと思うのだが、本当にどうして売ってなかったのだろう。

    ヒヤシンスはキジカクシ科ヒヤシンス属の球根植物。 原種は地中海東部沿岸からイラン、トルクメニスタン辺りまで分布している。



2021年1月27日水曜日

冬の旋律

 
プルメリア
「メロディー」



Plumeria rubra
“Melody”


キョウチクトウ科インドソケイ属の園芸品種。
タイのジャングルジャック社で生産されている品種で、数年前に米沢のコメリで購入した株。


    暖房の効いた茶の間に置いてある鉢植えのプルメリアに花が咲いた。寒さで葉っぱがほとんど落ちてしまった状態で咲かせて大丈夫かどうかわからないが、本人(?)が咲きたいと言うのだから、咲かせてやるしかない。花芽は夏の間に出来たものなので、半年位の時間をかけてやっと咲いた感じだ。

2021年1月23日土曜日

メタリックな甲殻類

 

プレミアムバンダイさんから何か届いた。


▲もしかしてこれは!?





    ▲すっかり忘れていたが、去年の7月に予約注文していた「メタリックだいおうぐそくむし」では!?



   ▲悪代官が悪徳商人から受け取った賄賂の小判のようにギラギラしている!

     左から「ブルーメタリック」「ゴールドメタリック」「ガンメタリック」。







   ▲大きさはこれくらい。小判よりはだいぶ大きい。小判見た事ないけど。



▲おなかはこんな感じ。キモかわいい!






▲メタリックだと異星の生物みたいな感じ。





   
    ダイオウグソクムシ(Bathynomus  giganteus)は等脚目スナホリムシ科オオグソクムシ属の甲殻類。大きい個体だと体長45cmにもなる等脚類である。メキシコ湾や西大西洋の170~2500m程の深海に棲息している。ちなみにインドネシアの海にはもっと大きいコウテイグソクムシ (Bathynomus raksasa)と呼ばれる等脚類がいるらしい。見た事ないけど。













2021年1月22日金曜日

クリローの特異日



クリスマスローズ  紫花



 キンポウゲ科ヘレボルス属の園芸品種。


    今日1月22日は、我が家におけるクリスマスローズの開花の特異日で、毎年この日にクリスマスローズが開花している。でも今年は何故か黄花のクリスマスローズが1月上旬に咲いてしまった。いや、むしろその年によって開花時期が変化するのが普通だと思うのだが、紫花は律儀にもちゃんとこの日に咲いてくれた。不思議なものである。



2021年1月21日木曜日

2021年賀春杯

 


今月のオセロの順位発表。



今月は28位だった。


    ちなみに先月は57位、先々月は174位だったので、自分としてはかなりましな方だと思う。

   昔は100位以内に入るなんて無理だった。自分が強くなったというよりも、全体のレベルが下がっている証拠だと思う。


2021年1月16日土曜日

恵比須顔

 
エビスワライ
恵比須笑い
Pachypodium brevicaule


キョウチクトウ科パキポディウム属の塊茎植物。

   マダガスカルのアンタナナリボからイトレモ山地にかけて、標高1400~2000m位の岩山に自生している。






▲恵比須笑いの花が咲き始めた。

   この株は2015年の7月に通信販売で買った物。塊茎の直径は12cm位。ずっと5号の駄温鉢に植えっぱなし。入手した直後に一度植え替えて、その後は多分植え替えてないと思う。去年は3月に咲いている。






▲花の直径は4cm位。

   1株でも種子が出来ると思って1株しか買わなかったが、今まで種子が出来た事はない。沢山増やして、それこそえびす顔で笑いたかったのに。もう1株買っておけば良かった。





2021年1月15日金曜日

最上川のA型剪定鋏

 

最上川
A型剪定鋏  200mm




   メルカリで「最上川」のA型剪定鋏を購入した。

  「最上川」は、山形市の「株式会社 最上川製作所」の商標。明治25年頃に山形市鍛冶町(今の山形市宮町5丁目)の「最上川屋」の野鍛冶職人だった松本彌三郎氏が剪定鋏を作ったのが山形における剪定鋏作りの嚆矢だと云われている。




    ▲切刃の平には「商標登録 最上川」の刻印が打たれている。届いたこの鋏を手に取ってみて初めて鑞付けである事に気付いた。







  ▲最上川にA型の剪定鋏がある事は知っていたが、鑞付けだとは思っていなかった。

  でも本当にこれは最上川で作った物だろうか。







▲受刃には「特製」の打刻がある。

    A型の剪定鋏は、松本彌三郎氏の弟子に当たる初代「村久」の衡田久作氏が最初に作ったと云われている。もしこの鋏が最上川で作った物だとすると、師匠が弟子を真似したという事になる。だが、最上川以外のメーカーで作ったという決定的な証拠も今のところ見当たらない。


   ただ、こういった発明や実用新案を特定の個人や企業が独占せずに、地域で共有出来た柔軟性こそが、その後の山形産剪定鋏の市場を拡大し、延いては山形の産業の発展に貢献したのであろう事は容易に想像出来る。

2021年1月14日木曜日

また尉鶲

 

ジョウビタキ(♂)
Phoenicurus auroreus



スズメ目ツグミ科ジョウビタキ属。

   ヒタキ科とされることもある。日本では冬鳥として知られる。


   この冬は、何故か野鳥がよく家の中に迷い込んでくる。先日のシジュウカラ、ミソサザイに続いてこれで3種類目。もしかしたら去年の12月に家の前でノイバラの実を啄んでいた個体と同じかも知れない。もちろんこの後ちゃんと解放してあげたのでご心配なく。

2021年1月13日水曜日

プリンは主食

 

イーナプリンの
「とろーりぷりん」と「極上ぷりん



   今日、近くのヤマザワに行ったら、九州フェアっぽいことをやっていて、そこでまだ食べたことのないプリンを見かけたので迷わず買ってきた。

「イーナプリン」は、宮崎市のプリン専門店。2004年1月に開店。


ごちそうさまでした。

2021年1月12日火曜日

剪定鋏のホルスター

 
    近くの「ひらせいホームセンター」でヌメ革製の剪定鋏ケースを買ってきた。


  ▲「株式会社高儀」から発売されている「広口剪定鋏ケース」。
製造元はどこだか分からない。




▲230mmの剪定鋏を突っ込んだところ。
皮を丸めて真ん中で縫い合わせているのが独特。全体がスリムでありながら、大型の剪定鋏も収納出来る優れもの。








▲他にも本革製の剪定鋏ケースを沢山持っているが、自分は「ケース」ではなくて「ホルスター」と呼んでいる。だって拳銃を携帯する為のホルスターに似ているでしょ。



2021年1月10日日曜日

三木章の剪定鋏

 
三木章
A型剪定鋏 200mm


   ヤフオクで「三木章」のA型剪定鋏を落札した。出品者様の言によれば、今では製造されていないタイプらしい。
「株式会社 三木章刃物本舗」は、兵庫県三木市の金属製品製造販売業者。





▲切刃の平に三木章のマークが打刻されている。3つの木の字で六角形を作り、その中に章の字を入れている。右のほっぺたには「責任付」の刻印。




▲刃は真鍮で鑞付けされている。





▲別の角度から見たところ。
   最近ちょっと疑い深くなっているので確信はないが、この剪定鋏の製造元は多分「丸三郎」の剪定鋏を作っている「今井製鋏所」ではないかと思う。




▲丸三郎の180mmの鑞付けA型と比較してみた。
どちらも右のほっぺたに「責任付」の刻印がある。




▲全体の形状も似ている。





▲矢印で示した部分がへこんでいるのも他のメーカーにはあまり見られない特徴。どうしてこんな形にするのかは分からないが、なんらかの職人のこだわりがあるのだろう。



   この鋏を作ったのは、おそらく初代丸三郎の今井三郎氏ではないかと思うのだが、山形市円応寺町にあった今井製鋏所は2019年11月に終業しているので、もう今となっては確かめようがないのが残念だ。









2021年1月9日土曜日

すずめばち 第2弾

 
  
   株式会社バンダイからガシャポンの新製品「すずめばち 02」が発売された。




今回のラインナップは4種。


   ▲①ヒメスズメバチ  ②モンスズメバチ  ③チャイロスズメバチ  ④ヤドリスズメバチ






▲ヒメスズメバチ(Vespa ducalis pulchra)
膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。

   アシナガバチの巣を襲ってその幼虫や蛹の体液を餌にする。







▲モンスズメバチ(Vespa crabro flavofasciata)
膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。

   セミ等の大型の昆虫を襲って餌にする。夜間も活動し、灯火に来る事も多い。







▲チャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)
膜翅目スズメバチ科スズメバチ属。

    女王蜂がキイロスズメバチやモンスズメバチの初期の巣を襲って相手の女王蜂を殺し、羽化した働き蜂に自分の子供の世話をさせる社会寄生種。今回の4種の中では個人的に最もお気に入り。








▲ヤドリスズメバチ(Vespula austriaca)
膜翅目スズメバチ科クロスズメバチ属。

   ツヤクロスズメバチの巣を乗っ取る社会寄生種。この種には女王蜂と雄蜂しかいないせいか、自分はまだ見た事がない。





▲第1弾同様ディスプレイスタンドも付いているので、こんな風に飛行姿勢をとらせたり、




▲攻撃体勢をとらせたりも出来る。



     これで第1弾と合わせて7種類のスズメバチがそろった。この勢いで日本産スズメバチ全種を発売してほしい。

お願い!バンダイさん!!




2021年1月8日金曜日

クリローの開花

 

   我が家のクリスマスローズがもう開花した。



   この株は一昨年の2月に近所のコメリで買ってきたもの。我が家では1月22日がクリスマスローズの開花の特異日で、この株も昨年はその頃に開花しているのだが、今年は半月早い開花になった。原因は何だろうか。もしかしたら、いつもより早い時期に葉刈りをしたのが影響しているのかも知れない。









2021年1月7日木曜日

鰐亀

 
ワニガメ
Macrochelys temminckii


   ▲ 株式会社バンダイから発売されたガシャポンの新製品「ワニガメ 」。

    バンダイさんがまたやってくれた。ワニガメは大怪獣ガメラのモデルとも云われ、多くのカメ好きがいつかは飼ってみたいと思っていた魅力的なカメだったが、一部の浅はかな人がおかしな法律を作った為に飼育が困難になった可哀想な種のひとつとして知られている。













▲大きさはこれくらい。





    ▲口の中の特徴的な疑似餌状突起もちゃんと再現されている。









▲内部はこんな構造になっている。





▲カラーバリエーション。
01=ワニガメ(黒)  02=ワニガメ(ゴールデン)
03=ワニガメ(リューシスティック)。



   ワニガメは、カメ目カミツキガメ科ワニガメ属。アメリカ南東部原産。肉食傾向の強い雑食性で、大きい個体は甲長80cm位になり、体重は100kgを超える。かつてはペットとして流通していたが、2000年に改正動物愛護法の特定動物に指定されてからは、飼育に地方自治体の許可が必要になり、かえって飼育個体を捨てる人が増えてしまうという、廃棄物処理の有料化で不法投棄が増えた時と似たような現象が起きている。また、2015年には環境省の生態系被害防止外来種リストに記載され、日本では駆除対象となっているが、原産地のアメリカでは絶滅危惧種として保護されている。法律を作る人はもう少し頭を使って欲しいと思う。