タイトルの漢字が間違っていると思われるかも知れない。普通は絶滅危惧種と表記するのだが、ここでは昔は沢山存在していたのに最近あまり見かけなくなった道具類を取り上げるので絶滅器具種としてある。
前に取り上げたランタンとかガラス浮きとかも昔はよく見かけたのだが今はほとんど使われなくなってしまったようだ。そういった既に生産が終了し、新しい製品が入手出来なくなった物は、誰かが保存したり記録に残しておかなければならないと思うのが人情だろう。
そこで今回取り上げる絶滅器具種は、
牛乳瓶、正確に言うと牛乳のリターナブル瓶である。
最近は紙パック入りが主流になってしまった牛乳だが、昔はどこの店でも瓶入りの物がおいてあった。学校の給食に瓶入り牛乳が出るだけでなく、一般家庭でも瓶入りを宅配してもらっている家が多かった。
それらの牛乳瓶は飲み終わったらお店に返却され、牛乳屋さんに回収されて再利用されたので、瓶だけが家庭に残っている事はあまり無いはずである。それでもまだあちこちの家庭の物置などに牛乳瓶が残っているのは、瓶ごと買い取ったのか、それとも返し忘れたかのいずれかだろう。
山形県長井市の三笠屋牛乳店の牛乳瓶
印刷が見えやすいように中に新しい牛乳を入れて撮影。アシスタントはこの前海で誘拐してきたキューピーの浜ちゃん。
後ろから。
この牛乳瓶、結構珍品かも知れない。
検索しても画像が出て来ないし。
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