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2025年4月14日月曜日

月刊新型



Newtype
THE MOVING PICTURES MAGAZINE
MEY  2025

月刊ニュータイプ
2025年5月号

2025年4月10日発行
株式会社KADOKAWA



▲今年で創刊40周年を迎えたアニメ雑誌、月刊ニュータイプを久しぶりに書店で買ってきた。表紙は「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の主役メカ「ジークアクス」と主人公「アマテ・ユズリハ」。40年前の創刊号も買ったけど、あれの表紙はたしか「機動戦士Zガンダム」に出てくる「ガンダムマーク2」だったと思う。正直言うとガンダムはもういいや。







 ▲目当てはこれ、「ファイブスター物語」。今月の扉絵はおなじみエストちゃん。物語の最初から出ている娘。今回でとうとうヨーン君と3代目黒騎士デコーズとの一騎打ちに決着が着くのだから、これはもう買うしかないでしょ。









2025年3月10日月曜日

緋色の雫

 

Mamoru Nagano’s
XThe Five Star Stories
XVIII

ニュータイプ100%コミックス
ファイブスター物語⑱
永野護

2025年3月10日初版発行
株式会社KADOKAWA



▲月刊ニュータイプ誌に連載されているSFファンタジー風青春恋愛ギャグ漫画「ファイブスター物語」の第18巻が発売された。2年ぶりの新刊である。表紙はファティマ・チャンダナ。今回はウエスタ太陽系第2惑星のボォス星が主な舞台。前半の「緋色の雫」は星団歴3069年のナカカラ防衛戦と、それに伴うバランシェ・ファティマ総動員の全星団通信網乗っ取り事件が描かれる。後半の「トラフィックス4・終わりの始まり」は、イースト・ハスハで翌年に起こったヨーン・バインツェルとデコーズ・ワイズメルの因縁の対決。この巻はとにかく、大勢の人物とGTMが登場して愛と涙と感動で盛り上げちゃったりして、今までの物語の集大成となっている。初登場の人物としては、バカ殿みたいな見た目の忍者の親玉とか、ドアランデアスティルーテなんていう絶対一度で名前を覚えられないファティマとかが出てきて笑わせてくれる。もうドアラちゃんでいいじゃん。それより巻末では作者の個人情報も明かされていたりして、永野護のファンとしてはそれを読めるだけでも買う価値のある一冊だと思う。今回に限った事ではないが、見る人によっては作者のこだわりというか、執念とか怨念が過度に感じられてキショいとか思うかも知れないが、自分にとってはむしろそういうのがこの作品の魅力だと思うのだ。










2024年3月9日土曜日

灰の勲章

 

ファイブスター物語
デザインズ7
アッシュ・デコレーション
永野 護

2024年3月8日 初版発行
株式会社KADOKAWA



▲月刊ニュータイプで連載中のSF風ギャグ漫画「ファイブスター物語」の設定画集兼解説本第7弾。今回は単行本15巻以降のキャラクターやロボットを掲載している。B4判(新聞1ページの半分程の大きさ)の本なので中のデザイン画も大きめで見易いのだが、解説の文字が小さすぎて読むのが辛い。昔の新聞の活字よりも細かい字なのだから困ったものだ。










2023年3月13日月曜日

伍曐物語拾漆卷

 


ファイブスター物語XVII
永野護

2023年3月10日初版発行
株式会社KADOKAWA



▲月刊ニュータイプで連載中の面白くないギャグ漫画「ファイブスター物語」の第17巻が発売された。16巻が出たのが2021年10月だから1年5ヶ月ぶりの新刊。今回の物語の幕開けは第2太陽系ウエスタの小惑星群から。時代は星団歴3062年。脱出ポッドに乗ったまま行方不明になっていたマグダルが発見され、その後カーマントー星の採掘場で働く事になる。マグダルの目覚めと同時に、ボォス星のミノグシア連合の首都スバース市では昏睡状態だった双子の弟のデプレも目覚めた。その動きを察した第1太陽系イースターのデルタ・ベルン星では天照の帝がミラージュ騎士団をウエスタの海賊狩りに送り込む。今回のファイブスター物語では初めて宇宙空間での戦闘が描かれた。あとミラージュのブローズの素顔が出たり、ログナーやイエッタの正体が明かされたり、色々初めて尽くしの17巻。






2021年10月9日土曜日

伍曐物語拾陸卷

 



MAMORU NAGANO’S
The Five Star Stories



ニュータイプ100%コミックス
ファイブスター物語 XVI
永野護

2021年10月8日初版発行
株式会社KADOKAWA


   月刊ニュータイプに連載中のロボット格闘技ギャグ漫画「ファイブスター物語」の第16巻が発売された。前巻が2019年12月発行だから、1年10ヶ月ぶりの新刊である。今回の表紙は「女魔帝ゴリリダルリハ」と「熾権使ヴォージュ・トー」。物語の舞台はボォス星ミグノシア大陸ナカカラ・クルル王国の湖畔都市シャルデファー。時代は星団歴3037年の春。そこから55億年後の未来へ、そして異次元の宇宙へ。神と悪魔と超人達の闘い。とりあえず読んでみないと分からないが、多分読んでもよく分からないと思った16巻。










2019年12月10日火曜日

五星物語


ニュータイプ100%コミックス
ファイブスター物語 XV
永野  護


角川書店
2019年12月10日初版発行



   ファイブスター物語の第15巻が発売されたので早速読んでみた。14巻の発行が2018年2月10日だから1年10か月ぶりの新巻。これでも早い方だろう。雑誌連載時と比べてあちこち加筆や修正があるようだが、マニアじゃないのでいちいち調べる気にもなれない。そもそも雑誌買ってないし。

  内容としては懐かしいキャラクター(ユーゾッタやミューズやマエッセン)が久しぶりに登場している。


以上。

2018年2月11日日曜日

今日の本 5

  「ファイブスター物語  XIIII」 永野 護














 「The Five Star Stories  VIIII」
   Mamoru  Nagano


  予約注文していた本が昨日届いた。
 「ファイブスター物語」は、1986年から「月刊ニュータイプ」で連載されている大河ロボットギャグ漫画(作者本人は『おとぎ話』と呼んでいる)。ニュータイプの2004年12月号を最後に一旦休載し、2013年5月号でまた連載を再開している。






  作者の「永野 護」氏は、1960年1月21日、京都市舞鶴市生まれ。拓殖大学中退後、1983年、アニメ制作会社「サンライズ」入社。1984年には、富野由悠季監督のテレビアニメーション「重戦機エルガイム」のメインデザイナーに抜擢され、メカニックとキャラクター両方のデザインを担当した。
  という事は、「エルガイム」放送終了から1年後には、「ファイブスター物語」の連載が始まっていた訳か。






  永野氏は、それからいくつかの仕事に関わった後、1991年にサンライズを退社し、その後も「ファイブスター物語」を描きながら、フリーの創作家として活躍している。









  で、今回の「FSS」14巻なんだけど、連載再開後にロボットの名称やデザインが大幅に変更されて、それが収録されてたのが前巻なわけで、14巻では色々説明が加えられて、そこら辺が幾分わかりやすくなったかな、という感じ。







  とにかく登場人物が多い作品である。何回も読み直さないとわけがわからなくなるし、読み直してもわからない部分が多い。









  それでもこれだけ人気があるのは、ストーリーの面白さ、圧倒的な情報量の多さ、メカやファッションのデザインの斬新さ等に加えて、作者が好きな事を好き放題描いている所も理由だろう。






  永野氏は、ミリタリー好きで、模型作りやゲームが好きで、ロックも好きだという。また、実家が呉服関係の仕事で、子供の時から様々な生地に囲まれて育ったらしい。






  こういう作品を見て思うのは、自分が物語に求めるのは、「共感」ではなく、「驚歓」だという事。つまり、自分がすでに知ってる事を再確認して納得したり安心したりする為ではなく、自分の知らない世界やこれまでと違う物の見方と出会う為に物語を読んでいるのだ。






  なんか遠回しな表現をしてしまったが、言い換えれば、「100人の無能が知恵を出しあって協力するよりも、1人の天才が1人でやった仕事の方が面白い」という事だ。






  ところで、今さらだけどタイトルの「The Five Star Stories」ってちょっと変じゃない?









  「五つの星の物語」なら「The Five Stars Story」になるはず。






   って事はこれは、「五つの星の・物語」ではなく、「五つの・星の物語」という意味だろうか。