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2024年5月12日日曜日

色々発見

 

サンショウ
Zanthoxylum piperitum

ミカン科サンショウ属の落葉灌木。雌雄異株。


▲家の裏に生えていたサンショウの雄株。周辺の山林で時々サンショウの小さい株を見かけるが、次の年に同じ場所に行ってみると消えている事が多い。気候が合わないのか、ミヤマカラスアゲハの幼虫に食べられてしまうからか、木の寿命は短いようだ。








▲ヒメアオキ (Aucuba japonica var. borealis) 。家の近くの山林内に生えていた。今までは家から10km以上離れた、もっと山奥まで行かないと見つからなかったのに、まさかこんな近くに自生しているとは思わなかった。まさに灯台もと暗し。これも雌雄異株。






▲先月、大峠に行った時に見付けた謎の常緑灌木。花も実も付いてなくて、その場で何の仲間か分からなかったので枝を1本持ち帰って来たのだが、昨日やっと正体が分かった。これはミカン科のミヤマシキミの日本海側多雪地帯に適応した変種、「ツルシキミ」(Skimmia japonica var. intermedia f. repens)だと思われる。ずっと探していた植物だったので、この発見は嬉しい。これも雌雄異株。







2022年3月31日木曜日

胎生植物

 


スキミア
「ファイチー」
Skimmia japonica “Fuaichi”
ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。



   ▲スキミアの「ファイチー」の実をよく見たら、赤い果皮を破って緑色の芽が出ていた。







▲ほら、ここにも。

    たまに柑橘類で実の中の種子が発芽している事があるけど、スキミアもミカン科だから似たような性質があるのかも知れない。




2022年3月22日火曜日

マジック・マルロー

 


スキミア
「マジック・マルロー」
Skimmia  japonica “Magic Marlot”
ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。



   ▲昨年11月に東京都あきる野市の「花と球根の店 Better  Gardens」さんから取り寄せた斑入りのスキミア「マジック・マルロー」の花がやっと咲き始めた。スキミアとしてはかなり小型の品種で、その割に花数が多くて可愛い。






   ▲一緒に買った「ペローサ」は、もうほとんど満開になっている。どちらも雄株で、買った時のまま3号のプラ鉢に収まっている。









2022年3月20日日曜日

ファイチー

 


スキミア
「ファイチー」
Skimmia japonica “Fuaichi”
ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。



▲昨年の12月に大阪府豊中市の「緑の風yamashoku」さんから取り寄せた実付きのスキミア「ファイチー」。まだ赤い実が付いたままで、観賞期間が結構長くて嬉しい。ピラカンサとかオモトとかは、とっくに実が腐り始めてるのに、これはみずみずしい状態を保っている。








   ▲よく見ると、もう花が咲き始めている。雌株なので雄株に比べると、やはり花数は少ない。でも実と花が同時に見れるのも、なんか嬉しい。






2022年3月15日火曜日

タンズリーさんの宝石

 


スキミア
「タンズリー・ジェム」
Skimmia japonica “Tansley Gem”
ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。



▲昨年11月に大阪府豊中市の「緑の風 yamashoku」さんから取り寄せたスキミアの雌株3種のうちのひとつ「タンズリー・ジェム」の花が咲き始めた。テンプテーションに比べると背丈も葉も花も小さい。人工受粉がうまくいけば赤い実をつけてくれるはず。
   品種名は、イギリスの植物学者アーサー・ジョージ・タンズリー卿(Sir Arthur George Tansley,1871~1955)にちなんでいる。タンズリー卿は「生態系」“Ecosystem”という用語を提唱した人物。








2022年3月8日火曜日

ペローサ

 

スキミア
「ペローサ」
Skimmia japonica “Perosa”

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。



  ▲昨年11月に東京都あきる野市の「花と球根の店 Better Gardens」さんより取り寄せたスキミアの斑入りの雄株2品種のうちのひとつ、「ペローサ」が開花した。





   ▲直径5mm位の小さな花。赤い蕾だが、花弁の内側は白い。ミカン科なので良い香りがするのではと思っていたが、香りはほとんど感じられない。でも、この雄株が咲いてくれたので、先日咲き始めた雌株の「テンプテーション」に実を付けさせる事が出来るかも知れない。







2022年2月23日水曜日

誘惑

 


スキミア
「テンプテーション」
Skimmia japonica “Temptation”

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。



▲昨年11月に大阪府豊中市の「緑の風yamashoku」さんから取り寄せたスキミア3品種のうちのひとつが開花した。






   ▲4弁の白い小さな花。これは雌株なので、花の数は少なめ。残念ながら雄株の方はまだ花が咲いてないので、今年の結実は99%駄目だろう。ただ、yamashokuさんによれば、テンプテーションは両性株との事なので、もしかしたら1株でも実が生る可能性があるのではないかと、1%程の期待をしてしまう。








2021年12月3日金曜日

深山樒 その4

 

スキミア
「ファイチー」



Skimmia japonica “Fuaichi”

ミカン科ミヤマシキミ属の園芸品種。


    大阪府豊中市の「緑の風 Yamashoku」さんより実付きのスキミアを取り寄せた。6号スリット鉢に植えられた大株で、赤い実が沢山付いている。






   注文する時はちょっと高いかな?と迷ったけど、届いた株を見たら「買って良かった!」と確信出来た。ちゃんと作り込まれた健康そうな株だし、来年の花の蕾も沢山付いているので、これから毎年実なりが楽しめるだろう。問題は置き場所をどうするかだけど、まあ何とかなるでしょ。














2021年11月13日土曜日

深山樒 その3

 

   スキミアの斑入りの雄株を入手した。



①「ペローサ」Skimmia japonica “Perosa”
②「マジックマルロー」S. j. “Magic Marlot”

ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。

東京都あきる野市の「花と球根の店 Better Gardens」さんよりお取り寄せ。どちらも雄株なので実は生らないが、その代わり花数が多い。それに雌株に実を付ける為の花粉親としても必要な存在。届いた株は3号プラ鉢に入っていて、既に蕾がいっぱい付いている。これって花芽が出来てから挿し木にしたんだろうか?








2021年11月11日木曜日

深山樒 その2

 
    大阪の「緑の風 yamashoku」さんよりスキミアを3品種取り寄せた。



①レッドルース (Skimmia japonica “Redruth”)
②テンプテーション ( S. j. “Temptation”)
③タンズリージェム (S. j. “Tansley jem”)

   同じミヤマシキミから改良されているのに、品種によってそれぞれ背丈や葉の大きさが違っていて面白い。3品種とも雌株として登録されている。
    レッドルースはラベルに「レッドラス」と表記されているが、イギリスのコーンウォールの地名(Redruth)にちなんで名付けられているので、「レッドルース」が正しい(はず)。
    タンズリージェムはラベルに「タンセリージェン」と表記されているが、イギリスの植物学者アーサー・ジョージ・タンズリー(Sir Arthur George Tansley)にちなんで名付けられているので、「タンズリージェム」が正しい(はず)。







   ▲残念ながら実は付いてなかったが、テンプテーションとタンズリージェムには花芽らしき物が確認出来た。順調に行けば来年の今頃には実なりを楽しめるはずだ。








2021年11月10日水曜日

深山樒

 

スキミア
リーベシアナ
Skimmia japonica var. reevesiana


    ミカン科ミヤマシキミ属の常緑灌木。日本にも自生するミヤマシキミの変種で、中国、台湾、ミャンマー、フィリピン、ベトナム原産。日本のミヤマシキミは雌雄異株だが、リーベシアナは両性株もあって、独立種とされる事もある。しかし両性花であっても自家不和合性なので、1株では実が生り難い。もしかしたら日本のミヤマシキミにも両性花を咲かせる株があるのかも知れない。



    ▲園芸ネットさんから取り寄せたスキミア・リーベシアナの苗。両性花が咲くはずの個体だが、花も実も付いていない残念な株。ラベルに表記されている「Illicium」は、マツブサ科のシキミ属の事で、ミカン科のスキミアとは全く関係ない。和名にシキミが付くので混同したか?園芸植物の商品ラベルの表記には時々こういった間違いが見受けられるので注意したい。