2024年9月21日土曜日

鵟の尾羽

 


ノスリ
Buteo japonicus japonicus

タカ目タカ科ノスリ属。



▲昨晩、農道上で見付けた鳥の羽根。おそらくノスリの尾羽だと思う。この近くでは前にもノスリの次列風切を拾っているし、生きているノスリも時々見かけている。






2024年9月19日木曜日

アイスクリーム専門店のプリン ②

 


あいすの家の
ミルクプリン
~いちご仕立て~



  ▲一昨日、いつものヤマザワで買ってきたプリン。カラメルの代わりに苺ソースが入っている。味はやはりプリンというより牛乳寒天だが、これはこれで美味しい。原材料は、北海道産生乳、乳製品、浦河町産すずあかねいちごソース、砂糖、寒天、寒天加工品(粉あめ、寒天)、甘味料(トレハロース)、湖料(増粘多糖類)、グリシン、乳化剤、香料、酸味料、着色料(アカダイコン)。内容量160gで熱量は284kcal.。製造元は北海道長沼町の「株式会社長沼アイス」さん。


ごちそうさまでした。







 

水楢の団栗

 

ミズナラ(堅果)
Quercus crispula var. crispula

ブナ科コナラ属の落葉喬木。



▲大峠トンネルの山形県側入口付近で拾ったミズナラのどんぐり。高さ34.5mm、幅26mm。高さは昨年拾ったミズナラのどんぐりと同じだが、幅は圧倒的にこちらの方が太い。今まで拾ったクヌギのどんぐりよりも大きい。新記録達成でめでたいはずなのだが、実は裏側が縦に割れている。枝についているうちから割れていたのか、落ちた衝撃で割れたのか、それとも水分を吸収して膨らんだのか、原因は何だろう。樹を見上げたらまだ落ちていないどんぐりも沢山あったので、これからもっと大きなやつが拾える可能性もあるようだ。









2024年9月18日水曜日

アイスクリーム専門店のプリン ①


 

あいすの家の
ミルクプリン
~生乳仕立て~ 



▲昨日、いつものヤマザワで買ってきたプリン。北海道長沼町に本店があるアイスクリーム専門店「あいすの家」さんのミルクプリン。牛乳寒天のような素朴でなつかしい味。原材料は北海道産生乳、乳製品、カラメルソース、砂糖、寒天、寒天加工品(粉あめ、寒天)、甘味料(トレハロース)、糊料(増粘多糖類)、グリシン、 乳化剤、香料。鶏卵を使ってないので卵アレルギーの人でも食べられるはず。内容量160gあたりの熱量は292kcal.。製造元は北海道長沼町の「株式会社 長沼あいす」さん。


ごちそうさまでした。










2024年9月17日火曜日

瘤袖扣海兔螺

 


フシダカカフスボタンガイ
Cyphoma macumba

ウミウサギ科カフスボタンガイ属。中南米の珊瑚礁に棲息。



   ▲福岡県八女市の龍工芸さんからまた貝殻を取り寄せた。今回はウミウサギ科のフシダカカフスボタンガイを3個で、産地は全部同じ。





▲で、手元にある他のカフスボタンガイ属の標本と比較してみた。でもどれも似たような色と形をしていて自分には見分けがつかない。外套膜の色や模様で見分けるのだろうか?







▲今回のおまけはテンロクケボリ。3つしか買ってなかったのに、なんかかえって申し訳ない。






9月のオサムシ

 



トウホククロナガオサムシ(♀)
Carabus (Leptocarabus) arboreus parexilis

   鞘翅目オサムシ科オサムシ属(クロナガオサムシ亜属)コクロナガオサムシの東北地方南部亜種。



▲昨晩、いつもの街灯下で見付けたトウホククロナガオサムシ。何故かこのオサムシは毎年9月に目にする事が多い。





2024年9月15日日曜日

上陸作戦

 


アメリカザリガニ(♂)
Procambarus clarkii
(Scapulicambarus clarkii)

   十脚目アメリカザリガニ科アメリカザリガニ属。アメリカ合衆国原産で世界各地に帰化している。日本では今年の6月1日から「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律」により、野外への放出、輸入、販売、購入、頒布等を許可なしに行うことが禁止された。違反すると最大で3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が科せられるが、愛玩目的での飼育、捕獲、無償での譲渡は認められている。



   ▲昨晩、実家の目の前の県道上で見付けたアメリカザリガニの雄。今年の7月には雌が歩いているのを見ている。サワガニもそうだが、水棲生物である彼らは夜間に陸上を移動して棲息域を拡げる能力を持つ。この場所では一昨年までアメリカザリガニを見かける事などほとんどなかった。







▲陸上を歩行するアメリカザリガニの動画。





2024年9月12日木曜日

今年の団栗

 


ミズナラ(堅果)
Quercus crispula var. crispula

ブナ科コナラ属の落葉喬木。



▲今日、米沢市の大峠で拾ったミズナラのどんぐり。長さ32mm、幅23mmで、長さでは昨年の34mmには及ばないものの、幅では新記録を達成した。でも落ちているどんぐりのほとんどは縦に割れていて、綺麗なのは無かった。もう少し早く見に来ていれば良かったのかも。







2024年9月9日月曜日

大鍬形の孫 その3

 


オオクワガタ(♂)
Dorcus hopei binodulosus

鞘翅目クワガタムシ科オオクワガタ属。



▲一昨年の7月20日に採集したオオクワガタ(♀)の子供(WF1)から昨年産まれた4匹(F2)のうちの最後の1匹が羽化した。心配していた羽化不全などは全くない健康な雄だったが、体長は67mm程だった。これの父親が61mmだったので、それよりは大きいのだが、これの叔父にあたる個体が同じ67mmだったから我が家の新記録とはならなかった。でも今年産まれた孫世代の幼虫がまだ沢山いるので、来年が楽しみではある。






貝殻達

 



貝殻標本いろいろ。



▲福岡県八女市の龍工芸さんからまた貝殻を取り寄せた。今回はウミウサギ科だけでなくシラタマガイとかマツワリダカラとかちょっとマニアックなものも。ヘリトリコダマウサギは27.4mmのかなり大きめな標本。おまけで貰ったホソベニキヌヅツミはなんと5cm超えの個体。でもうっかりして買うのを忘れた種類もあったので、また注文しないと。







今年最初の山繭蛾

 

ヤママユ(♂)
Antheraea yamamai

   鱗翅目ヤママユガ科ヤママユ属。幼虫はブナ科の樹の葉を食べる。年1化で、卵で越冬する。



   ▲昨晩、いつもの街灯の下で見付けたヤママユの雄。今年初めて見たヤママユの成虫。









▲マツカレハ(Dendrolimus spectabilis)の雌。









▲タンポヤガ(Xestia ditrapezium orientalis)。










▲ノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus  inclinatus)の雌も来ていた。








2024年9月8日日曜日

石田天社蛾



 
イシダシャチホコ(♀)
Peridea graeseri

   鱗翅目シャチホコガ科 Peridea属。幼虫はニレ科木本の葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。



▲昨晩、いつもの街灯下で見付けたイシダシャチホコの雌。シャチホコガの仲間としては大型な方だと思う。銀色の翼が地味だけど美しい。






  

2024年9月6日金曜日

黄胸斜紋天蛾



 
コスズメ
Theretra japonica 

鱗翅目スズメガ科コスズメ属。幼虫はブドウ科、アカバナ科、アジサイ科などの葉を食べる。年2化で蛹態越冬。



▲昨晩、いつもの街灯下で見付けたコスズメ。






▲ウスバカマキリ(Mantis religiosa)もいた。












2024年9月4日水曜日

黄揚羽幼虫

 


キアゲハ(終齢幼虫)
 Papilio machaon  hippocrates

  鱗翅目アゲハチョウ科アゲハチョウ属。幼虫は主にセリ科の草本を食べる。年2~4化で蛹態越冬。



▲家の前の道路を横断していたキアゲハの幼虫。車に轢かれると可哀想なので救出してあげたのだが、近くには餌になるような植物が見当たらない。取り敢えず道路から少し離れた草むらに放してあげたが、それで良かったのだろうか。







▲玄関前にいたクロヒカゲモドキ(Lethe marginalis)。







9月のクワガタ ②

 



ノコギリクワガタ(♂)
Prosopocoilus inclinatus inclinatus

  鞘翅目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。



▲昨晩、いつもの街灯下で見付けたノコギリクワガタの長歯型雄。体長57mm。右後肢の跗節が欠けている。







▲ノコギリクワガタの原歯型雄。体長43mm。






 
▲同所で見付けたエビガラスズメ(Agrius convolvuli)の雌。








▲上と同じ個体。ちょっと背中をつついたら、腹部の派手な模様を見せてくれた。








2024年9月2日月曜日

9月のクワガタ ①

 



ノコギリクワガタ(♂)
Prosopocoilus inclinatus inclinatus

  鞘翅目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。



▲昨晩、街灯下で見付けたノコギリクワガタの雄。左の大腮が折れている。頭部右側や右上翅も傷付いている。喧嘩でもしたのだろうか。体長58mm。







▲エゾシモフリスズメ(Meganoton analis scribae)。







 ▲オオアヤシャク(Pachista superans)。派手な色彩の翅の裏側や腹部を写真に撮りたかったのだが、その前に逃げられてしまった。










2024年9月1日日曜日

精霊蝗虫


 

ショウリョウバッタ(♀)
Acrida cinerea

    直翅目バッタ科ショウリョウバッタ属。雌は日本最大のバッタ。主にイネ科の植物を食べる。年1化で卵態越冬。ユーラシア大陸の熱帯から温帯にかけて分布する。



▲昨晩、我が家の灯火にやって来たショウリョウバッタの雌。褐色型は初めて見た。実は最近引っ越したのだが、暫くは荷物運びや片付けで両方の家を行ったり来たりになると思う。記事の内容も両方の地域が対象になる事をお断りしておく。距離的には道のりで12km位しか離れてないのだが、それでも生物相は微妙に異なっているようだ。