「アリのひみつ大図鑑」
佐藤俊幸・島田拓
2023年1月10日 初版第1刷発行
株式会社 国土社
▲最近買ったアリの図鑑。採り挙げられている種の数は少ないものの、ひとつひとつの種の生態を詳しく解説していて、アリの生態の多様性についてよく解る一冊。ほとんどの種について、働きアリだけでなく女王アリの写真も掲載されているのが素晴らしい。また、2017年に沖縄の洞窟で発見されたガマアシナガアリ(Aphaenogaster gamagumayaa)についての記述はこの本の目玉だろう。洞窟に棲むアリの発見は世界で2例目だと言う。
著者のひとり、佐藤俊幸氏は東京農工大学農学研究院の准教授。1962年茨城県生まれ。もうひとりの島田拓氏はアリ専門店「AntRoom」代表。1981年東京都生まれ。この本の発売は島田拓氏のブログ「ありんこ日記」で知った。
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