2019年8月3日土曜日

米沢型の鉈 その7


   またまたヤフオクで米沢型の鉈を落札した。今回は計6本も手に入れる事が出来た。


一番左は「道次」の刻印がある。喜多方の鍛冶が作った物らしい。

     二番目と三番目は柄に「ヤマカ」(∧の下にカ)の屋号紋が焼印されていて、二番目には同じ紋が地鉄に刻まれている。作り手は不明。
    
    四番目から六番目はどれも柄の形が同じで「丸に三星」の紋が印されている。四番目の地鉄には◯の中に三の字が刻まれている。それ以外は刻印や切銘は見られない。赤沼博志氏の著した「会津手語り」によると、若松市に三星を銘にする野鍛冶がいたらしいが、詳しい事は分からない。


   この6本、全て同じ出品者から手に入れたのだが、何でこんなに持っていたんだろう?

2 件のコメント:

さんのコメント...

すごいなぁ、一体全体、全部で何本になったのですか?
千手観音に作業をお願いしても大丈夫なくらい、手元に寄ってきましたね(笑)。

かねぽん さんのコメント...

春さん、米沢型だけで計14本になりました。
千手観音が鉈を沢山持っているのを想像したらちょっと恐いですね。そんな観音様は嫌です。