ラベル ハミルトン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ハミルトン の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年5月15日月曜日

零未満

 

HAMILTON
KHAKI  NAVY
‘BELOWZERO’
1000M
Ref. H78585333



   ▲以前から気になっていたハミルトンのダイバーズウォッチ「ビロウゼロ」の中古を格安で入手した。現行のビロウゼロはチタン製のケースになっているが、これは2008年に発売されたステンレス製ケースの旧バージョン。2016年のリドリー・スコット監督の映画「オデッセイ」でマット・デイモンが着けていた時計として有名らしいのだが、自分はまだその映画を見ていないので詳しい事は省略する。ケースの直径は46mmで、その独特のデザインと相まってかなりゴツい印象。サファイア製風防は3mm位の厚みがあって1000m防水の実現に貢献している。黒い文字盤に黒いインデックスなので視認性は悪いが、暗い場所ではルミノバが光るので少しマシになる。ムーブメントはETAの自動巻きキャリバー2826-2で8振動/秒。25石で最大巻き上げ時の稼働時間は約38h。






▲裏蓋にはクラシカルな潜水服のレリーフ。






▲同じ1000m防水のダイバーズウォッチであるセイコー製「プロスペックス  マリンマスター  プロフェッショナル SBDX013」と並べてみた。どちらも個性的なデザインが魅力的で甲乙付け難い。















2020年7月24日金曜日

ハミルトンのジャズマスター その2


ハミルトン
ジャズマスター
オートクロノ
H32606855


HAMILTON
Jazzmaster
Auto Chrono
H32606855



    2011年にハミルトンから発売された自動巻きクロノグラフ。サンレイ仕上げされた銀色の文字盤はクラシカルでありながらクールで格好いいデザインになっている。本来有るべき12時位置の12時間積算計が省略されているので、タイムの測定は30分までしか出来ないが、これもデザイン優先に考えた結果だろう。100m防水のステンレス製ケースの直径は約43mmで結構大きめ。厚さは15mm。ラグ幅は22mm。風防はサファイア。ベルトは牛皮。






    ▲ムーブメントはETAとハミルトンが共同開発したという「H31」。裏から見た限りではH21との違いが分からないが、基になったのはETA(Valjoux)7753で、H21と同様パワーリザーブを46時間から60時間に延長する事に成功している。27石で8振動/秒。



      今回も新品に近い中古品を格安で入手する事が出来た。この時計、雑誌「Begin」で「買って間違いないドレスウォッチ」の1位に選ばれた事もあるという。まあ他人の評価なんてどうでもいいけど。


2020年5月20日水曜日

ハミルトンのジャズマスター


ハミルトン
ジャズマスター
マエストロ
H32576135


HAMILTON
Jazzmaster
Maestro
Auto Chrono
H32576135




   ハミルトンが2011年から発売している自動巻きクロノグラフ。100m防水のステンレスケースの直径は41mmで、クロノグラフとしては普通だが、この前買ったリンウッドが38mmだったのでどうしても大きく見えてしまう。ケースの厚みは16mm、ラグ幅は22mm。永久秒針が省かれているので時計がちゃんと動いているかどうかを眼で確認する為にはストップウォッチを作動させなければならない。文字盤が黒い事と夜光が時針と分針にしか無い事によって暗い環境での視認性は頗る悪いが、やはりこれは機能よりデザインを優先した結果だろう。


▲裏蓋はスケルトンで、自動巻きのムーブメント「H21」が見える。これは「ETA7750」(Valjoux770)を基にハミルトンとETAが共同開発してこの時計と同じ2011年に発表したもので、香箱やゼンマイを改良してパワーリザーブが46時間から60時間に延長されている。とはいっても裏側から覗いただけでは7750との違いは分からない。25石の8振動/秒も7750と同じ。



   今回、状態の良い中古品が大幅に値下げされていたので入手出来た。今回も良い買い物をした。

2020年5月8日金曜日

ハミルトンのリンウッド


ハミルトン
アメリカンクラシック
リンウッド
クロノグラフ
H18516731


HAMILTON
American Classic
Linwood
Chronograph
H18516731


   ハミルトンの自動巻きクロノグラフ。まるで青海波のようなギョーシェ彫りの文字盤。インデックスには4箇所だけ小さな夜光が施されているが、ドルフィン針には夜光がないので暗所での視認性は良くない。そのあたりはデザイン性を優先した結果だろう。風防はサファイア。ベルトは牛革。そして、この時計の売りは何と言ってもそのサイズ。ステンレスのケースの直径は38mmで、機械式のクロノグラフとしてはかなり小さい方。腕の細い女性が着けていても全く違和感がないと思う。厚さは15mm、ラグ幅は19mm。50m防水。





  ▲ムーブメントは定番のETA(Valjoux)7750で、25石の8振動/秒。パワーリザーブは45時間前後。ハミルトンには現在ではH21という7750を改良してパワーリザーブを60時間に延長したムーブメントがあるが、それに比べるとちょっと時代遅れの感が否めない。しかし7750は古い設計の伝統的なムーブメントだけに信頼性は高い。H21の方も今後数十年経てば評価が定まるはずだ。



ところで、「リンウッド」って何?



2019年10月18日金曜日

ハミルトンのフリントリッジ その2


ハミルトン
フリントリッジ
レディ
H15415851


HAMILTON
FLINTRIDGE
LADY
H15415851


   2014年に999本限定でハミルトンから発売されたレディースウォッチ。1930年代の同名製品の復刻版。ステンレス製のカバーの穴から7粒のダイヤモンドが覗いている。



▲カバーを開けるとギョーシェ仕上げの文字盤が現れる。



▲自動巻きムーブメントは25石8振動/秒の「ETA2681」で、パワーリザーブは38時間。




   ケースのサイズは男性用より一回り小さいものの、そんなに変わらないので男女兼用といった感じ。バーガンディ色の型押しカーフベルトがなかなかお洒落だ。


2019年10月17日木曜日

ハミルトンのフリントリッジ


ハミルトン
フリントリッジ
ジェント
H15515851 


HAMILTON
FLINTRIDGE
GENT
H15515851


   ハミルトンから132014年に999本限定で発売された自動巻き腕時計。1930年代に発売されたモデルのデザインを復活させている。アイアンマンのマスクを彷彿させるカバーを開けると



▲美しいギョーシェ仕上げの文字盤が現れる。



  ▲ムーブメントの「H-40」は80時間のパワーリザーブを誇る。



   最近はハミルトンの時計にちょっと興味が湧いてきた自分。ずっとセイコー一筋だったのに浮気心が芽生えたようだ。


ところで「フリントリッジ」ってどこ?

2019年10月12日土曜日

ハミルトンのボルトン その2


   この前買ったハミルトンの手巻きボルトンが結構気に入ったので、思い切って他の色も買っておく事にした。



ハミルトン
アメリカンクラシック
ボルトン
メカニカル
H13519641


HAMILTON
AMERICAN  CLASSIC
BOULTON
MECHANICAL
H13519641

ネイビーブルーのダイアル。
ベルトも青。








ハミルトン
アメリカンクラシック
ボルトン
メカニカル
H13519561


HAMILTON
AMERICAN  CLASSIC
BOULTON
MECHANICAL
H13519561

ダークグリーンのダイアル。
ベルトはブラウン。



   




▼これで3色揃った。


   もし来年あたりに新色が出たら、他の時計を売ってでも必ず買うつもり。今から楽しみだ。(新色の発売は未定)

2019年10月3日木曜日

ハミルトンのボルトン


ハミルトン
ボルトン・メカニカル
H13519711


HAMILTON  
BOULTON  MECHANICAL
H13519711



     消費税増税寸前に駆け込みで購入した腕時計3本の内のひとつ。ハミルトンというと軍用時計の流れを汲む「カーキ」が有名だが、ひねくれ者の自分は敢えてこちらを選んだ。白いエナメル(風)の文字盤にブルースチール(っぽい)針が映えて美しい。風防はサファイアガラス製。でも考えてみればクレジットカードを使えば5%のポイントが還元されるから慌てて買う必要は無かったような気がする。


  ハミルトンの「ボルトン」の初代は1935年に誕生している。裏蓋がシースルーでない所がかえってクラシカルな雰囲気で良い。ムーブメントは「カーキ」にも採用されている手巻き専用の「H-50」で、パワーリザーブ80時間を誇る。おそらくETAのCal.2801の派生系。


     ケースはステンレス製で5気圧防水。トノー型というよりハミルトンの頭文字Hを象ったような形状。案外大きいのが玉に瑕。



 「ハミルトン」(Hamilton Watch Company)はアメリカのペンシルベニア州ランカスターで1892年に創業した時計製造会社。1969年にはスイスのビール/ビエンヌ( Biel/Bienne )に拠点を移している。現在はスウォッチ・グループの傘下となっている。


ところで「ボルトン」って誰?