ラベル カニ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル カニ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年11月27日日曜日

袖からっぱ

 

ソデカラッパ
Calappa hepatica

十脚目カラッパ科カラッパ属の甲殻類。西太平洋からインド洋にかけての浅い砂地に棲息するカニ。


▲とは言ってもこれはプラスチック製のフィギュア。株式会社バンダイから発売されたばかりの「いきもの大図鑑アドバンス・カニ」のラインナップのひとつ。

















▲今回のラインナップは4種類。
01.クマドリオウギガニ
02.ソデカラッパ
03.アカテガニ(リアルカラーver.)
04.アミメノコギリガザミ

   カニの仲間は標本にすると色褪せてしまうので、こんな風にリアルなフィギュアにして貰えると凄くありがたいと思う。それにしても、また地味な種類ばかりチョイスしたものだな。カラッパは大好きだけど。







2022年5月31日火曜日

高脚蟹

 


タカアシガニ
Macrocheira kaempferi


十脚目クモガニ科タカアシガニ属。



    ▲飽和潜水で水深200メートルの深海に潜ってタカアシガニを見てきた。







▲というのは嘘で、これは株式会社バンダイから発売されたタカアシガニのフィギュア。ガシャポン「いきもの大図鑑」シリーズの「かに02」のラインナップのひとつ。















▲大きさはこれくらい。だいたい1/10くらいのスケール。





▲おなか側から見たところ。なんか美味しそう。でもちょっとフェイスハガーにも似ている。






▲同じ1/10サイズという事で、今回は特別に株式会社飛電インテリジェンスの社長秘書様にお越しいただいて、タカアシガニとの2ショット写真を撮らせてもらった。左がタカアシガニで、右が社長秘書様。って見れば分かるか。

それにしてもタカアシガニでかっ。






▲今回同時発売の「かに02」のラインナップは全4種類。

01.タカアシガニ
02.アカテガニ(黄色)
03.アカテガニ(赤)
04.スベスベマンジュウガニ(リアルカラーver.)

    でもどうしてアカテガニとかスベスベマンジュウガニとか地味で不味い種類を商品化したのか分からない。どうせならタスマニアオオガニとかダンジネスクラブにすれば良かったのに。甲殻類全体に幅を拡げればオマールエビとかイセエビとかテイオウグソクムシとかまだまだ魅力的な巨大種が沢山いるのに。もしかしたらバンダイさんは第3弾とか第4弾とかのために凄いネタを小出しにしているのだろうか。






2021年3月10日水曜日

蟹達

 

    バンダイからガシャポンの新製品として「いきもの大図鑑」シリーズの「かに」が発売された。

ラインナップはこちらの4種類▼


▲①ノコギリガザミ  ②メガネカラッパ  ③トラフカラッパ  ④スベスベマンジュウガニ




ノコギリガザミ


アカテノコギリガザミ
Scylla olivacea

ワタリガニ科ノコギリガザミ属。
   大きいもので甲幅20cmくらいになる。このフィギュアは6.5cmくらいなので、実物の1/3くらいのスケール。





    ▲ 日本のノコギリガザミの仲間は近年3種類に分けられているが、このフィギュアの色彩はアカテノコギリガザミを再現しているようだ。





▲本物でこんなことをやったら大変な事に。




メガネカラッパ


メガネカラッパ
Calappa  philargius

カラッパ科カラッパ属。
水深15~100mの砂礫底に住む。




▲モビルアーマーからモビルスーツに変形する。





トラフカラッパ


トラフカラッパ
Calappa lophos 

カラッパ科カラッパ属。
東京湾以南の深さ30~200mの砂底に棲息。





   ▲これも変形する。メガネカラッパとどこが違うんだろう?




というわけでくらべてみた。


▲甲羅の形と模様がちょっと違うみたい。



   あと、トラフカラッパは昨年の6月にも販売されているので、それともくらべてみた。


▲甲羅のグラデーションがちょっと違う。






▲第三顎脚の形がよりリアルになっている。





スベスベマンジュウガニ


▲スベスベマンジュウガニ
Atergatis floridus 
オウギガニ科マンジュウガニ属。
言わずと知れた毒蟹。間違って食べたら死ぬ。
本物の甲幅は5cmくらいだが、このフィギュアは6cmくらい。




    ▲ノコギリガザミとこのスベスベマンジュウガニは本物からサンプルを取って形状を忠実に再現している。






▲このままでも良くできていると思うけど、暇があったらリペイントして本物そっくりに仕上げてあげたい。




    バンダイのいきもの大図鑑シリーズ、今度はアゲハの幼虫が発売されるらしい。








2020年9月2日水曜日

赤手蟹


アカテガニ(♂)
Chiromantes haematocheir 



十脚目ベンケイガニ科アカテガニ属。
東アジアに棲息。





   ▲と言ってもこれは2019年6月に海洋堂から発売されたフィギュア。だいたい実物の2倍の大きさ。原型の制作は山崎太久也氏。






▲頭胸甲にはスマイルマーク。






▲鉗脚のハサミが大きいのでこれは雄。






▲「え~び~し~で~かいがんで~、か~にに◯◯◯◯はさまれた~♪」とか言う歌が昔あったような…。






▲鉗脚は可動式だけど、歩脚は固定式。






▲複眼も可動式で眼窩に収納が可能。






▲腹部の形状からも雌雄が判別出来る。





    ダイオウサソリに続く「リボジオ」シリーズ第二弾のアカテガニ。

    それにしてもカニの仲間にはシオマネキだとかカラッパだとか他にも面白い種類が色々いるのに、どうしてアカテガニが選ばれたのだろうか。





   ▲最後に、バンダイのガシャポンの「トラフカラッパ」との2ショット。

    いや~蟹オタクにはたまりませんな。(←誰が蟹オタクやねん!)


2020年6月25日木曜日

虎斑カラッパ




さて、これはなんでしょう?


▲せなかから。





▲よこから。






▲まえから。






   ▲おなかから。ここまでくればだいたいわかりそうなもの。






てあしをひろげると、


▲こたえはかに。

わかったかに?




   もっと正確に言うと、バンダイから発売されたガシャポンの新製品、「とらふからっぱ」。手足を折り畳むと丸くなる、実在するカニのフィギュア。






▲本当によく出来ている。って言うか実物見たことないけど。







▲特徴的な右手の缶切りみたいなハサミもちゃんと再現されている。知らんけど。








▲大きさはこの位。甲幅7.5cm位で、ちょうど手のひらに乗る大きさ。実物は12cm位にはなるそうなので、これはまだ子供なのかも。カラッパの仲間は他にも何種類かいるはずだから、もっと色々発売してくれると嬉しいんですけどね、バンダイさん。






トラフカラッパ
Calappa lophos 

十脚目カラッパ科カラッパ属の甲殻類。
東京湾以南の深さ30~200mの砂底に棲息。