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2019年12月5日木曜日

新旧カウツ比較


1:20 SCALE  CONSTRUCTION KIT
Panzer Kampf Anzug [Weltraum] Ausf K
KAUZ

1/20スケール  P.K.A.W. Ausf  K
カウツ


   株式会社ウェーブからマシーネンクリーガーの「カウツ」のキットが発売された。カウツのキットは10年前の2009年にも発売されているが、今回のキットは全て金型が新しくなっている。



▼パーツ構成はこちら。


▲接着剤の要らないスナップフィットモデルとなった。スライド金型の導入でスラスターのパーツなどは一体成形となり組立て易くなっている。




  ▼2009年に同じウェーブから発表された旧キット。





▼旧キットのパーツ構成。


  ▲2009年版は日東科学製キットの金型が使われている。ざっと見て2019年版との大きな違いは肩のアーマーが無い事。もちろんパーツの分割の仕方は全く違っている。




   1982年に「ホビージャパン」誌上で発表された 「S.F.3.D  オリジナル」は  、当時の模型ファンの間で注目を浴び、今は亡き「日東科学」からプラモデルも発売されてヒット商品となった。
   1984年からは、名称を「マシーネンクリーガー」に変更して「モデルグラフィックス」誌上に連載。「ハセガワ」や「ウェーブ」等のメーカーから新たにプラモデルが発売され、2010年からは「Ma.K. in S.F.3.D」として再びホビージャパンで連載が始まり、それが現在も続いている。

    「カウツ」はマシーネンクリーガーに登場するシュトラール軍の宇宙用装甲戦闘服。同軍のパワードスーツの最終進化形態と言える。ちなみにkauzはドイツ語で、日本語に訳すと変人とかいう意味らしい。

2019年6月28日金曜日

新旧ノイスポッター比較



シュトラール軍 反重力無人偵察機
ノイスポッター


NS465
NEUSPOTTER

   ウェーブから「ノイスポッター」の1/20プラスチックモデルが発売された。マシーネンクリーガーに登場する無人偵察機である。





マシーネンクリーガーは、当初「S.F.3.D  オリジナル」というタイトルで1982年に「ホビージャパン」誌上で発表された。当時の模型ファンの間で注目を浴び、今は亡き「日東科学」からプラモデルも発売されてヒット商品となった。
   1984年からは、名称をマシーネンクリーガーに変更して「モデルグラフィックス」誌上に連載。「ハセガワ」や「ウェーブ」等のメーカーから新たにプラモデルが発売され、2010年からは「Ma.K. in S.F.3.D」として再びホビージャパンで連載が始まり、それが現在も続いている。



   ノイスポッターのキットはかつて日東からも発売されていて、自分はそのキットもほとんど手付かずのまま持っている。そこで今回は新旧2つのキットを比べてどこが変わったのかを見てみようと思う。


左がウェーブ製、右が日東製。
   日東の箱はかなり日焼けしたりシミが出たりしている。若い頃にお肌の手入れをしてなかったせい?





共通するパーツ。


   この部分は日東の金型が残っていたので、ほぼそのまま使っている。ほとんど同じ成形色なのがちょっと嬉しい。エディ君のフィギュアもちゃんとついている。







変更されたパーツ。


   紛失していた金型を新しく作り直しただけでなく、旧キットでは金属製だった腕の部分をプラスチック素材にしたり、ポリキャップを加えたりしている。細いパーツがすぐ折れたりするんじゃないかとちょっと不安だけど、組立時間の短縮に繋がるんじゃないかと思う(…多分)。





組立説明書と色見本のカードとデカール。


   昔の日東のデカールは結構シンプルというか地味な感じ。




  さて、この新旧2つのキットを同時に組み立てて色々比べてみたいけど、なんかもったいないような気もする。どうしようかなあ。


2018年9月26日水曜日

今日の玩具 14

  
SK362
Panzer Spähwagen
OSKAR
[40mm  Lazer Gun type]
   先日、「オスカル」が我が家にやって来た。オスカルと言っても「ベルばら」では非ず。

 この「オスカル」は横山 宏(よこやま こう)氏が創造する架空世界のミニチュア・アート「マシーネンクリーガー」シリーズに出てくる無人ホバー偵察機である。

   マシーネンクリーガーは「S.F.3.D  オリジナル」というタイトルで1982年に「ホビージャパン」誌で発表された。当時模型ファン(モデラー)の間で注目を浴び、今は無き「日東科学」から発売されたプラモデルがヒット商品になったりもした。
   1984年からは、名称をマシーネンクリーガーに変更して「モデルグラフィックス」誌上に連載。「ハセガワ」や「ウェーブ」等のメーカーから新たにプラモデルが発売され、2010年からは「Ma.K. in S.F.3.D」として再びホビージャパン誌で連載が始まって、それが現在も続いている。

    今回、ウェーブから発売されたのはオスカルの初期型の1/20プラスチックモデルである。ボックスアートは横山氏本人の描き下ろし。パーツ構成はこうなっている。
   成形色は黒っぽいグレーになっていて、これなら下塗りが省けて作業時間の短縮につながると思う。エッチングパーツも入っているが、機体の下側に使う物は正直要らないような気もする。完成してしまったらどうせ見えないんだし、パーツの数を減らしてもっと安くしてくれたらと思ってしまう。

   オスカルのキットは2014年にも発売されているが、あの時のは「リニアガン」搭載型だった。今回のは「初期型」と言う事で「レーザーガン」が装備され、装甲の形状が一部変更されている。新規パーツは多分これだけである。

あとはデカールも新しくなり、

   塗装見本のカードも新しいのが入っている。

それから、箱の裏のイラストも塗装の参考にできる。

   実は前に買ったキットもまだ手を付けていない有り様なのに、新しいのを買ってどうするのかとも思う。きっといつかゆっくり模型作りが出来る日が来ると信じているが、その頃には今より老眼が進んでいて、細かい作業がきつくなっているのは明らかである。

2018年3月5日月曜日

今日の玩具 5

 マシーネンクリーガー  「ニーゼ」













  Panzer Kampf Auzug Ausf N1
  NIXE

   予約注文していたプラモデルがやっと届いた。ウェーブより発売された「ニーゼ」の1/20キットである。
  「ニーゼ」は横山 宏(よこやま こう)氏が創造する架空世界のミニチュア・アート、「マシーネンクリーガー」シリーズに出てくるパワードスーツである。
  マシーネンクリーガーは、1982年から「ホビージャパン」誌で連載を開始した「S.F.3.D  オリジナル」で発表され、模型ファン(モデラー)の注目を浴び、今は無き「日東科学」から発売されたプラモデルがヒット商品になったりもした。
  1984年には、名称を「マシーネンクリーガー」として「モデルグラフィックス」誌上に連載。「ハセガワ」や「ウェーブ」等のメーカーから新たにプラモデルが発売され、2010年からは「Ma.K. in S.F.3.D」として再びホビージャパン誌で連載が始まって、それが現在も続いている。
  で、今回の「ニーゼ」のパーツ構成はこんな感じ。この中で新規金型のパーツは、







  これだけ。













  あとは「グスタフ」と「メルジーネ」と「カウツ」のパーツの流用。
  「ニーゼ」はシュトラール軍の宇宙用スーツ「フリーゲ」を陸戦用に改造したという設定だから当たり前ではあるのだが。
  実は昔「Drunk Dog Works」から出ていたレジン製ガレージキット(原型は伊原源蔵氏) も持っているのだが、なかなか時間が獲れなくて、まだ手を着けていない。今回のプラモデルと一緒に組み立てられると良いのだが、いったい何時になる事やら。
   ちなみに「Nixe」とは、ドイツの伝承に出てくる水の妖精のような生き物で、「ニーゼ」というのは多分英語風の発音だと思う。ドイツ人の発音だと、自分の耳には「ネクサ」と聴こえる。オーストリア人だと微妙に違っていて「ニクサ」になる。まあ発音は地方差だけでなく個人差も有るだろうから一概には言えないだろうけど。