2024年2月29日木曜日

萬代屋版麒麟鋸鍬形蟲

 

ギラファノコギリクワガタ
Prosopocoilus giraffa

鞘翅目クワガタムシ科ノコギリクワガタ属。



▲株式会社バンダイさんから「いきもの大図鑑プレミアム・ギラファノコギリクワガタ」が発売された。全長185mmで最大級の生体の約1.5倍のサイズ。2021年に発売された海洋堂さんのリボジオは210mmなので、これはそれよりほんのわずか小さいが、いきもの大図鑑版は標本をCTスキャンにかけてデータをとっているので、形状はより正確だと思われる。両者を並べて比較したかったけど、残念ながらリボジオのギラファは行方不明になってしまって探しても見付からなかった。

















2024年2月21日水曜日

つのちゃん

 


いもゆで工房さんの
「つのちゃん」


東京都府中市のいもゆで工房さんが作った「つのちゃん」を新たに3体入手した。全て角の形状が違う。左から『つのちゃん  ずぐろ へんつの (羊角)』『つのちゃん きんあたま1 (真鍮、洋白、水牛角)』『つのちゃん きばら1(洋白、真鍮、羊角)』。これで我が家のつのちゃんは合計10体になった。つのちゃんの身長は3cm強といったところ。






2024年2月20日火曜日

ボンセレンシス

 


サンセベリア・ボンセレンシス
Sansevieria Boncellensis
(Dracaena angolensis ‘boncellensis’)

   キジカクシ科チトセラン属の常緑多年草。イギリス生まれの植物学教授、David John Mabberley による「Mabberley’s Plant-book」第4版(2017年)には、チトセラン属をリュウゼツラン科ドラセナ属に含めるとする学説が記載されている。


  ▲2017年暮れに地元のコメリで買ってきたボンセレンシスが今年も開花し始めた。昨年の開花は1月30日にブログに投稿している。花茎は30cm位で蕾の数は120以上だが、全ての蕾が咲くかどうかは分からない。






▲花の長さは3cm位で直径は1.5cm位。昼間は香りが無いが夜になると香ってくる。






2024年2月14日水曜日

春待ちうさぎ

 


水嶋広子さん作
「春待ちうさぎ」



▲新潟市在住のテディベア作家、水嶋広子さんが作ったうさぎのぬいぐるみ。埼玉県富士見市にある「逸品shopコレコレ」さんの「2024春の企画展」から最近お迎えした子。水嶋さんによれば、ライラックピンクのモヘアを使って花咲き誇る春をイメージして製作されたそう。長いまつ毛が愛らしい。


素材はドイツ製モヘア、グラスアイ(ダークアメジスト)、ハードボード5ジョイント、化繊綿、ガラスペレット、造花リボン、睫毛、花冠(取り外し不可)。体長は約19cm、重さは約200g。誕生日は2024年1月31日。






ドゥラティ開花

 

ティランジア
ドゥラティ
Tillandsia  duratii

   ブロメリア科ティランジア属の常緑多年草。原産地は、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン等で、樹木の枝に着生する。



▲ティランジア・ドゥラティの花が咲き始めた。直径2cm位の花で、甘い香りがする。







▲全体の姿。左の方が今咲いている株で、右の小さい株ももうすぐ咲きそうになっている。小さい方は2年ぶりの開花。大きい方は多分5~6年ぶりだと思う。片方は縦の長さ1m位で、もう一方は60cm程。同じ種でも大きさにこんなに違いがある。







羊乳壜

 


村松浜で拾った羊乳壜達。



▲左から「高屏羊乳」「嘉南羊乳」「康之泉羊乳」「農調味羊乳」「横山山羊乳」。全て台湾からはるばる新潟県の村松浜に流れ着いたガラスびん。羊乳と書いてあっても実は山羊の乳なのだが、どうやら中国人は山羊と羊をあまり区別しないようで、例えば干支の未年には山羊の絵が描かれる事が多い。因みに中国語で牡羊座は「白羊宮」、山羊座は「摩羯宮」と書くそうだ。摩羯(まかつ)とはインドの伝説上の巨魚で、日本の鯱の起源とも云われていて山羊とは全く関係ない。山羊の乳は昔から滋養強壮に良いとされ、自分の父も子供の頃に身体が弱かったので家で山羊を飼い、その乳を飲まされていたと言っていた。戦中戦後の食糧難の頃の話である。





2024年2月12日月曜日

村久の片手刈込鋏

 


村久
片手刈込鋏(両刃根切鋏)ガード付き



▲最近入手した村久(野村屋製鋏所)の片手刈込鋏。長さ270mmで真鍮のガード付き。







▲村久の片手刈込鋏の数々。次は片刃の革止めを探さないと。


実はこっそり『山形の剪定鋏図鑑(電子版)』を上梓しました。誰でも無料でご覧になれます。よろしければどうぞ。







2024年2月10日土曜日

8ヶ月ぶりの開花

 


ビフレナリア ハリソニエ
Bifrenaria harrisoniae

ラン科ビフレナリア属の常緑多年草。ブラジル原産。



▲2016年頃、米沢のムサシで買ったビフレナリア・ハリソニエが季節外れの花を咲かせている。この前咲いたのは昨年の6月だったので、8ヶ月ぶりの開花。咲かない年もあるので、この植物の開花条件がよく分からない。







▲気温が上がってくると強烈な独特の香りを漂わせる。







2024年2月7日水曜日

8日ぶりの海

 


また村松浜。



▲今日の村松浜は時折小雪が舞う天気。風や波はさほど強くはないが結構寒かった。







▲沖の方にはヒドリガモ達。







▲うっすらと雪が積もった浜にはトビの死体。比較的新鮮だったが、何故か下半身が無かった。まるで宿儺に殺られた五条悟。もしかしたら風力発電用の風車の羽根に巻き込まれたのかも。






▲かなり歩いた後で嬉しい事に漂着ゴミの山の中からお宝発見。往きに一度見て何も気付かなかったのに、帰りにガラス壜が多い場所を念入りに探したら見付かった。








   ▲網掛けされた韓国製ドラゴンボール。今シーズン2個目。刻印は無かった。

















2024年2月5日月曜日

手長天牛

 


テナガカミキリ(♂)
Acrocinus longimanus

鞘翅目カミキリムシ科Acrocinus属。中南米の広い範囲に分布。幼虫はクワ科の樹木の材部を食べる。


▲今日、コスタリカでテナガカミキリを見つけた。






▲というのは嘘で、これは株式会社バンダイさんから発売されたアクションフィギュア。「いきもの大図鑑アドバンス・カミキリムシ」のラインナップのひとつ。実物の標本をCTスキャンでデータ化して原型を作っているので本物そっくりに出来ている。













▲この背中の派手な模様は絶対現地の織物や土器のデザインに影響を与えている。






▲フィギュアの体長は7.5cm、前肢を横に広げると30cmに達する。これでほぼ実物大らしい。本物見たことないから知らんけど。







2024年2月2日金曜日

リクガメと陸亀の違い

 


ビバリウムガイド 
VIVARIUM 
GUIDE
No.104
2024年春号

令和6年2月2日発売
株式会社 エムピージェー発行



 ▲ビバリウムガイド(VIVARIUM  GUIDE)は、株式会社エムピージェーが年4回発行する爬虫類・両生類の飼育情報誌。 1997年、月刊アクアライフの増刊号として創刊。2017年の通算77号から正式に雑誌コードを取得し、独立季刊誌になっている。 

   今回の表紙はメキシコ原産のルビダヤマガメ(Rhinoclemmys rubida)。

   巻頭特集は「どうやってもきれいに飼えないカメ  ~リクガメじゃない陸亀~」と題して湿度を好む陸棲亀類の飼育について編集長の冨水明氏が書いている。

  「爬虫類ハンター 加藤秀明の現地レポート」は第90弾。「コスタリカの自然と動物  ~ナンベイカミツキガメが棲む池~」と題して静岡大学教育学部准教授の加藤秀明博士が中米コスタリカの生物について解説している。
  
   巻末には今年元日に起こった能登半島地震を受けて爬虫類飼育者向けに「いざという時の防災マニュアル」という記事も掲載されている。
    
     我が家にもリクガメが2頭いるので、今回は色々参考になる記事が多かった。