2021年4月30日金曜日

林檎達

 


   姫りんごの小品盆栽に今年は沢山花が咲いた。



▲今残っている4株全てに花が咲いた。






▲林檎の仲間は花も実も綺麗だから好き。






    ▲受粉樹として買った「レモイネ」という品種にも花が咲いた。こちらは赤い花。姫りんごだけだと実が生りにくいので、受粉樹は必要。去年も一昨年も猿に実を食べられてしまったので、今年は気を付けないと。







▲「プロフュージョン」(左)と「ゴージャス」(右)には今年は花芽が付かなかった。もう少し大きい鉢に植えた方が良いのも知れない。









▲林檎じゃないけど、ツクシシャクナゲの花がほぼ満開に。これも鉢が小さすぎて風ですぐ倒れてしまうので、もっと大きな鉢に植え替えてあげないと。








2021年4月29日木曜日

駱駝

 

Maschinen Krieger
Luna Tactical Reconnaissance Machine  LUM-168
CAMEL
“OPERATION DYNAMO”



    ▲マシーネンクリーガーに登場する傭兵軍の月面用戦術偵察機「キャメル」の1/20キットが株式会社ハセガワから再販された。キャメルの初出は、ホビージャパン誌の1984年5月号。2012年にハセガワからキットが発売され、その後2017年にも再販されているので、今回で3度目の御披露目である。





   ▲パーツ構成には特に変更はないと思う。成形色はシルバー。





    ▲バーニアはスライド金型で一体成形されているので、接着や合わせ目の処理の手間が省ける。とは言っても外側のパーティングラインは存在するから、気になる人は手間をかけて目立たないように加工する必要がある。多分自分はやらないだろうけど。



   ▲アンテナ用のステンレス棒も附属しているが、目立たないパーツなので、失くさないように気を付けたい。 





▲今回の塗装見本カードとデカール。

ああ、早く作りたい。でもいつになる事やら。









2021年4月28日水曜日

水芭蕉

 

ミズバショウ
Lysichiton camtschatcensis



サトイモ科ミズバショウ属の宿根草。

家のすぐ近くで咲いているミズバショウ。


   週間天気予報を見ると、もう霜の心配はしなくても良さそうだ。そろそろ寒さに弱い植物を全部外に出してやっても大丈夫だろう。




2021年4月27日火曜日

世界一大きいどんぐりは?

 


世界のどんぐり図鑑
徳永桂子



2020年11月18日  初版第1刷発行
株式会社平凡社


   最近、徳永桂子さんのブログ「どんぐり訪ねて三千里」を久しぶりに覗いてみたら、新しい著書が出版されているのを知って早速取り寄せてみた。この「世界のどんぐり図鑑」は、2004年に偕成社から発行された「日本どんぐり大図鑑」の続編的な位置付けの本で、イラストレーターである本人が世界中を飛び回ってスケッチした、日本ではなかなか見られない珍しいどんぐり達を、精緻で美しいボタニカルアートによって紹介している。オキナワウラジロガシより大きいどんぐりも沢山載っていて、もちろん世界一大きいどんぐりも描かれている。個人的に図鑑は写真より絵で表現されたものの方が好きである。たしか小学一年生の頃、父に誕生日のプレゼントとして買って貰った文研出版の昆虫図鑑もイラストが美しく、ボロボロになるまで繰り返し読んで、それ以来昆虫にすっかり夢中になってしまった。今でこそ深度合成の技術で写真も鮮明に写せるようになったが、当時は写真より絵の方が精密でリアルな描写に向いていたのだ。もし徳永桂子さんのどんぐりの図鑑を子供の頃に贈られていたら、きっとどんぐりに夢中になっていた事だろう。













2021年4月26日月曜日

2年ぶりの開花




 ツクシシャクナゲ

Rhododendron japonoheptamerum
 var. japonoheptamerum 



ツツジ科ツツジ属の常緑灌木。

   ▲3年前の2018年4月に地元のコメリで買ったシャクナゲの原種が2年ぶりに開花した。植え替えの時期が悪かったためか、去年は1輪も咲かなかったのだが、今年は沢山の花芽をつけてくれた。





   ▲普通、ツツジの仲間は花冠が5裂するが、ツクシシャクナゲやホンシャクナゲは7裂するので、1輪1輪が豪華に見える。今年はちょっと花の色が濃いような気がする。








2021年4月25日日曜日

芋虫

 


ガシャポン
いきもの大図鑑
「いもむし」




   ▲ 株式会社バンダイからアゲハチョウの幼虫のフィギュアが発売された。






▲大きさは実物の2.5倍の120mm。





▲ラインナップは3種類。①ナミアゲハ(Papilio xuthus) ②クロアゲハ(P.protenor)  ③ナガサキアゲハ(P.memnon)





▲頭を押し下げて開くと、





   ▲アゲハの幼虫の特徴でもある臭角を出す事が出来る。




   ▲ 臭角の色は種によって異なる。関節はボールジョイントになっているので、このように体を反らせて威嚇するポーズをとらせる事も可能。さながらソフトビニール製の自在置物といった感じだ。


    バンダイのいきもの大図鑑シリーズ、6月には「ハコガメ」と「ミツオビアルマジロ」が発売される予定。最近のバンダイ、本当攻めてるなあ。










田鼈

 

   株式会社海洋堂からリボジオシリーズの新製品が発売された。



    ダイオウサソリ、アカテガニ、オオスズメバチに続く第4弾。





    今度は水棲昆虫の王様、半翅目コオイムシ科タガメ属のタガメである。






原型の製作は吉良かずや氏。






体長は14cmで、本物の約2倍の大きさ。






ギンヤンマのヤゴも同梱されている。







    説明文だと複眼に透明パーツを使っていると書いてあるが、自分のは真っ黒で透明ではない。多分試作品と量産品では若干異なる部分もあるのだろう。





    脚はボールジョイントで可動するが。翅は固定式で開く事が出来ない。






ディスプレイ用のベースも附属している。

   色彩はともかくとして、形状については本当に良く出来ていると思う。とか言いつつ自分は今まで実物のタガメを見た事がない。山形県ではタガメは何十年も前に絶滅しているのだ。










2021年4月23日金曜日

染井吉野が満開

 

庭のソメイヨシノが満開になった。



    今年の我が家の桜は去年と比べるとスカスカでまばらにしか花が咲いていない。多分冬が厳しいと鳥達が餌に困って花芽を食べてしまうからだろう。あまり花が咲かないし、日当たりが悪くなるし、もともと桜は好きじゃないしで、伐り倒してしまおうかと思う事もある。でも鳥達の拠り所となっているならもう少しこのままにしておいてやろうかとも思う。







2021年4月20日火曜日

君は誰?

 

     一昨年の11月に行方不明になった黒猫「ケムシ」のそっくりさんが、また我が家にやって来た。





▲玄関の中に入って来た黒猫。それにしてもよく似ている。









    ▲餌を食べる黒猫。地面に転がった後なので、背中が汚い。




     この後、触らせてもらっただけでなく、だっこする事も出来た。その時おなかを見てみたら、ケムシならあるはずの白い毛が無かった。やはりケムシではないのか。
    と思ったが、猫の体毛の色とか模様とかは年齢によって変化する可能性もあるわけで、まだ答えは出せないままでいる。
結局、今の飼い主を何とか見付け出して、直接訊いてみるのが一番手っ取り早いのだろう。









2021年4月19日月曜日

飛庄の柿軸切鋏

 

飛庄
柿軸切鋏



   ▲ 飛庄の柿軸切鋏は、柿の実の収穫時に果実表面が傷付くのを防ぐ為に、果柄を切り取って短くするのに用いる鋏だと思われる。長さは約165mm。




   ▲ 以前から欲しかった鋏だが、取り扱っている店がなく、今回は初めて製造元の飛塚製鋏所に直接注文して取り寄せてみた。






  ▲先端が尖ってないので、果実を傷付けずにすむ。




   ▲裏から見ると、中央のボルトを固定するナットが存在しない事に気が付く。やはりこの方が果実を傷付けずに済むからだろう。



   ▲刃は湾曲していて、これで枝を抉るように切り取る事が出来る。





    ▲同封されていた無料研ぎ直し券。無料とは言っても送料は自己負担らしい。
     





  ▲また、飛塚製鋏所では今年の8月末日までの注文で、消費税分と送料が無料になるキャンペーンをおこなっている。これはもっとどんどん買わなきゃ。




















2021年4月18日日曜日

痛い痔の世界?

 


最近読んだ本

河出文庫
異体字の世界
旧字・俗字・略字の漢字百科
最新版
小池和夫



2013年9月10日初版発行
株式会社河出書房新社

      本書は、2007年に発行された「異体字の世界」の増補改訂版である。著者の小池和夫氏は日本規格協会符号化文字集合調査研究委員会のメンバーとして、2000年に発行された「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化拡張漢字集合」の開発に関わった人物。と言われてもよく分からないが。タイトルの「異体字」というのは読みや意味が同じでありながら、形状や構成要素の違う文字の事。たとえば日本人の名前のサイトウさんの「斎」や、ワタナベさんの「辺」には何十種類ものバリエーションが知られているが、実際に使われている漢字なら、誤字や俗字も含めて全てが異体字と呼ばれるらしい。この本の表紙の著者名にも、「和」の異体字が使われている。巻末の方には漢字だけでなく仮名文字の異体字もとりあげられているので、古文書の解読等にも役立つのではないだろうか。












2021年4月16日金曜日

福壽草

 

フクジュソウ
Adonis ramosa



キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草。

地面の雪が融けるとすぐに咲き出す花。







        人家の近くに沢山生えているが、人里から離れた山奥では見た事がない。








2021年4月15日木曜日

奇蹟?

 


   最近、我が家に黒猫がやって来るようになった。



    我が家で生まれた黒猫「ケムシ」に似ている。ケムシは一昨年の11月、父の入院中に行方不明になっている。その頃家の近くに狐がうろついていたので、てっきり食べられてしまったのだと思っていた。





    「むーちゃん」と呼ぶと可愛い声で返事をする。今にもさわれそうな程近くまで寄ってくる事もあるが、触れようとすると逃げていく。玄関を開けたままにしておくと家の中に入って来る事もある。家は憶えているのに人は忘れているのか。犬は人につき猫は家につくとか云われるが、まさにそんな感じだ。




    雪国では野良猫が冬を越す事はできない。この猫もきっと何処かの家で飼われていたのだろう。





     奇蹟の生還?あるいは放蕩息子の帰還か?でも黒猫はみんな似たような姿をしているので、まだこの猫がケムシかどうかは分からない。

     ぬか喜びに終わるのもいやなので、はっきり確認出来るまであまり奇蹟を期待しないようにしている。























2021年4月13日火曜日

やっと染井吉野が開花

 

   庭のソメイヨシノがやっと開花した。


     いつもの年より開花が遅いんじゃないかと思って自分のブログを確認したら、去年とあまり変わらなかった。ちょうど去年の今頃、日本政府が新型コロナウイルス流行に伴って非常事態宣言を出している。


    昨日、自分が住んでいる町で高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種の予約受付が始まった。父親あてに接種券が届いていたので、予約をとる為にフリーダイヤルに何度も電話をかけてみたが、「タダイマカイセンガタイヘンコミアッテオリマスシバラクタッテカラオカケクダサイ」の一点張りで全く繋がらない。そして今日も電話してみると「ヨヤクスウニタッシマシタ」との始末。ワクチンの供給量よりも多くの人に接種券を配布しているのは間違いない。もしかしたら高齢者全部に郵送したのかも。



    この町のコロナ担当者、バカじゃないの!?













2021年4月10日土曜日

新國光の青森型

 


新國光
剪定鋏  青森型



   ▲ヤフオクで新國光の青森型の剪定鋏を購入した。

    新國光(新国光)は山形市宮町の東北打刃物株式会社の商標。






    ▲長さは210mm。製造元は「飛庄」印で有名な山形市桧町の飛塚製鋏所。




    ▲だって飛塚製鋏所のホームページに同じ製品が掲載されているから。ただ、飛庄では「玉型」という名前で、しかも「現在、製造しておりません」となっている。






    ▲違いは多分刻印だけだと思う。もしかしたら新国光の刻印の物も在庫限りという可能性があるので、欲しい人は早めに手に入れておいた方が良いだろう。東北打刃物のホームページから直接買う事も出来る。





   ▲一見すると普通の皮止のB型剪定鋏に見えるが、





    ▲よく見るとナットが付いていない。山形の剪定鋏は受刃側に雌ネジが切ってあるので、ナットがなくてもボルトが弛んだりはしないのだが、あえてナットを省略している点は飛庄の飛龍型と同じである。



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    ところで、自分が所有している剪定鋏を数えてみたら、もう既に100挺を超えていた。自分としては特に驚きはないが、他人から見たらちょっとやばい人だと思われるかも知れない。