ウィンチェスター M1873
Winchester M1873
「ウィンチェスター・リピーティング・アームズ」(Winchester Repeating Arms)は、アメリカの銃器メーカー。オリバー・ウィンチェスターが創業したが、元々は開拓民の洋服等を販売していた。1857年にボルカニック・リピーティング・アームズ社の工場と、レバーアクションライフルの製造権を買収し、ニューヘイブンアームズ社として、コネチカット州ニューヘイブンでライフル銃等の武器製造を始める。1866年に社名をウィンチェスターに変更する。なお、現在はウィンチェスター本社は存在しない。商標は他の会社が所有している。
「ウィンチェスター M1873」は、ウィンチェスター社が1873年に設計、1919年まで製造したレバーアクションライフル。チューブマガジン(管状弾倉)を備え、連射が可能である。使用弾薬は、.44-40ウィンチェスター弾で、装弾数は、12+1発。コルト・ピースメーカー(SAA)と共に「西部を征服した銃」(The Gun That Won the West)と呼ばれた。
西部劇でお馴染みのウィンチェスター・ライフル。でも実際に映画で使用されてるのは、別の銃である事が多い。ジャミングを起こすと、詰まった実包を取り出すのが少し面倒な銃だが、当時はこれに代わるようなライフルは無かったのかも知れない。
2018年3月23日金曜日
2018年3月7日水曜日
今日の銃 7
MP40
Maschinenpistole 40
マシーネンピストーレ フィーアツィヒ
1938年にドイツの銃器メーカー、エルマ・ヴェルケ社(Erfurter Maschinenfabrik)の銃技師、ハインリッヒ・フォルマー(Heinrich Vollmer)が開発した短機関銃。第二次世界大戦中、ドイツ国防軍や枢軸国軍等で広く用いられた。一般にシュマイザーと呼ばれる事もあるが、それはドイツの銃器設計者フーゴ・シュマイサー(Hugo Schmeisser)が設計したMP36がMP40の原型になっている為だと思われる。 同時代の他の短機関銃等と比較すると、鋼板プレス加工やベークライトを利用してコストダウンと軽量化が図られているのが画期的で、連合国側の銃器設計思想にも影響を及ぼしたという。
使用弾薬は9×19mmパラベラム。装弾数は32発。シンプルブローバック方式、オープンボルト撃発。発射速度は500発/分、銃口初速380m/秒、有効射程100m。
Maschinenpistole 40
マシーネンピストーレ フィーアツィヒ
1938年にドイツの銃器メーカー、エルマ・ヴェルケ社(Erfurter Maschinenfabrik)の銃技師、ハインリッヒ・フォルマー(Heinrich Vollmer)が開発した短機関銃。第二次世界大戦中、ドイツ国防軍や枢軸国軍等で広く用いられた。一般にシュマイザーと呼ばれる事もあるが、それはドイツの銃器設計者フーゴ・シュマイサー(Hugo Schmeisser)が設計したMP36がMP40の原型になっている為だと思われる。 同時代の他の短機関銃等と比較すると、鋼板プレス加工やベークライトを利用してコストダウンと軽量化が図られているのが画期的で、連合国側の銃器設計思想にも影響を及ぼしたという。
使用弾薬は9×19mmパラベラム。装弾数は32発。シンプルブローバック方式、オープンボルト撃発。発射速度は500発/分、銃口初速380m/秒、有効射程100m。
2018年2月13日火曜日
今日の銃 6
マウザー 「シュネルフォイヤー」
Mauser Schnellfeuer
「シュネルフォイヤー」(ドイツ語で『速射』という意味)を開発したマウザー社(Mauser-Werke Oberndorf Waffensysteme GmbH)は、1872年にマウザー兄弟が設立したドイツの銃器メーカー。
「シュネルフォイヤー」は、同社で1895年に開発された「マウザー C96」に連射機能を加えた「ライエンフォイヤー」(Reihenfeuer)のセレクターレバーを、更に改良したマシンピストルである。1932年に製造されたので、「M1932」ともよばれるが、アメリカの代理店が名付けた「M712」でも通用する。
この銃に専用の木製ストックを取り付けると、有効射程が200mを超えるといわれている。
この専用ストックは内部が空洞になっていて、なかに銃を格納する事も出来る。
「シュネルフォイヤー」の使用弾薬は、.30マウザー弾(7.63×25mm)。装弾数は、ショートマガジンで10発、ロングマガジンだと20発。
ちなみに、この銃はナチスの武装親衛隊の装備品だった事でも知られる。
Mauser Schnellfeuer
「シュネルフォイヤー」(ドイツ語で『速射』という意味)を開発したマウザー社(Mauser-Werke Oberndorf Waffensysteme GmbH)は、1872年にマウザー兄弟が設立したドイツの銃器メーカー。
「シュネルフォイヤー」は、同社で1895年に開発された「マウザー C96」に連射機能を加えた「ライエンフォイヤー」(Reihenfeuer)のセレクターレバーを、更に改良したマシンピストルである。1932年に製造されたので、「M1932」ともよばれるが、アメリカの代理店が名付けた「M712」でも通用する。
この銃に専用の木製ストックを取り付けると、有効射程が200mを超えるといわれている。
この専用ストックは内部が空洞になっていて、なかに銃を格納する事も出来る。
「シュネルフォイヤー」の使用弾薬は、.30マウザー弾(7.63×25mm)。装弾数は、ショートマガジンで10発、ロングマガジンだと20発。
ちなみに、この銃はナチスの武装親衛隊の装備品だった事でも知られる。
2018年1月29日月曜日
今日の銃 5
コルト パイソン
Colt Python .357 Magnum
「コルト・パイソン」を作ったコルト社(Colt Firearms) は、アメリカの銃器メーカー。1836年にアメリカの発明家、サミュエル・コルト(Samuel Colt)が設立。
2002年には、軍用銃器専門の「コルト ディフェンス」(Colt Defense)と民生用銃器専門の「コルト マニュファクチュアリング カンパニー」(Colt's Manufacturing Company=CMC)に分社したが、「コルト ディフェンス」社は業績悪化の為、2015年に経営破綻している。
「コルト・パイソン」は、1955年に発売された回転式拳銃。使用弾薬は.357マグナム弾で、装填数は6発。
銃身の長さにいくつかのバリエーションがある。画像は6インチモデルだが、1995年に起こった警視庁長官狙撃事件では、8インチモデルの「パイソンハンター」が使われたと言われている。
「Colt」という社名は、創業者の名字が由来だが、元々「colt」には「若い牡馬」という意味があり、コルトの製品にはよく躍動的な馬のデザインがあしらわれている。
Colt Python .357 Magnum
「コルト・パイソン」を作ったコルト社(Colt Firearms) は、アメリカの銃器メーカー。1836年にアメリカの発明家、サミュエル・コルト(Samuel Colt)が設立。
2002年には、軍用銃器専門の「コルト ディフェンス」(Colt Defense)と民生用銃器専門の「コルト マニュファクチュアリング カンパニー」(Colt's Manufacturing Company=CMC)に分社したが、「コルト ディフェンス」社は業績悪化の為、2015年に経営破綻している。
「コルト・パイソン」は、1955年に発売された回転式拳銃。使用弾薬は.357マグナム弾で、装填数は6発。
銃身の長さにいくつかのバリエーションがある。画像は6インチモデルだが、1995年に起こった警視庁長官狙撃事件では、8インチモデルの「パイソンハンター」が使われたと言われている。
「Colt」という社名は、創業者の名字が由来だが、元々「colt」には「若い牡馬」という意味があり、コルトの製品にはよく躍動的な馬のデザインがあしらわれている。
2018年1月20日土曜日
今日の銃 4
FN ブローニング ハイパワー
FN Browning Hi-Power
FN ハースタル社 (Fabrique Nationale d′Armes de Guerre de Herstal) は、ベルギーの銃器メーカーで、元々は国営だった。
ハイパワーは、アメリカの発明家ジョン・M・ブローニング(John Moses Browning)の設計を原型として、1934年にFN ハースタル社のデュードネ・ヨセフ・サイーブ (Dieudonné Joseph Saive)によって完成されたシングルアクション式の自動拳銃である。1935年にはベルギー軍だけでなく、リトアニア軍やペルー陸軍にも納入され、その後も世界中の軍隊で採用されている。
使用弾薬は、9×19mmパラベラム弾。
装弾数は、13+1発。
ダブルカーラムマガジンを使用する。
FN Browning Hi-Power
FN ハースタル社 (Fabrique Nationale d′Armes de Guerre de Herstal) は、ベルギーの銃器メーカーで、元々は国営だった。
ハイパワーは、アメリカの発明家ジョン・M・ブローニング(John Moses Browning)の設計を原型として、1934年にFN ハースタル社のデュードネ・ヨセフ・サイーブ (Dieudonné Joseph Saive)によって完成されたシングルアクション式の自動拳銃である。1935年にはベルギー軍だけでなく、リトアニア軍やペルー陸軍にも納入され、その後も世界中の軍隊で採用されている。
使用弾薬は、9×19mmパラベラム弾。
装弾数は、13+1発。
ダブルカーラムマガジンを使用する。
2018年1月3日水曜日
2017年12月18日月曜日
今日の銃 2
ベレッタ M9
イタリアの銃器メーカー、ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ(Fabbrica d'Armi Pietro Beretta、ピエトロベレッタ火器工業)製造。
1985年よりアメリカ軍の制式拳銃として採用される。
9×19mmパラベラム弾使用。
装弾数15+1発。
グリップはアルタモント製に交換している。
イタリアの銃器メーカー、ファブリカ・ダルミ・ピエトロ・ベレッタ(Fabbrica d'Armi Pietro Beretta、ピエトロベレッタ火器工業)製造。
1985年よりアメリカ軍の制式拳銃として採用される。
9×19mmパラベラム弾使用。
装弾数15+1発。
グリップはアルタモント製に交換している。
2017年12月6日水曜日
今日の銃 1
シグザウエル P230SL
SIG-SAUEL P230SL
.380ACP弾 (9×17mm)を使用するドイツ製のオートマチック拳銃。装弾数は7+1発。
グリップはアルタモント製に交換してある。
ちなみに日本の警察でもこれに近いP230JPが使われているが、弾薬は .32ACP(7.65×17mm)である。
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