2025年6月30日月曜日

熱車輪のコルベット その3

 

HOT WHEELS
CORVETTE STINGRAY RACER



▲ホットウィールのミニカー、「コルベット・スティングレイ・レーサー」。1959年に製造されたレーシングカー、「コルベット XP-87」を1/64スケールで再現した製品。





▲実車は1967年公開のエルビス・プレスリー主演の映画「ブルー・マイアミ」にも登場しているらしい。




▲ミニカーのデザインはジャック・チェンJack Chen氏。





▲SF映画に出てきそうな斬新なデザイン。本当にこんなのがあったというのが驚き。









▲ホットウィールのこのモデルは2003年から2023年まで販売されていて、十数種類のカラーバリエーションがあるが、とりあえず2種類だけ入手してみた。左がマレーシア製で右がインドネシア製。








黒白斑朽葉蛾

 

クロシラフクチバ
Sypnoides fumosus

鱗翅目ヤガ科Sypnoides属。幼虫はバラ科やブナ科の樹木の葉を食べる。年2化で、卵で越冬する。ヤガ科。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したクロシラフクチバ。シラフクチバ(Sypnoides picta)の可能性も。






▲モモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科の樹木の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。







▲コガタツバメエダシャク(Ourapteryx obtusicauda)の雌。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。シャクガ科。







▲ナミガタエダシャクHeterarmia charon charon)の雌。幼虫は広食性。年1〜2化。幼虫越冬。シャクガ科。






▲ヒョウモンエダシャクArichanna  gaschkevitchii  gaschkevitchii)の雄。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化で卵態越冬。日本固有種。シャクガ科。






▲リンゴツノエダシャク(Phthonosema tendinosarium)の雄。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。






▲マツカレハ(Dendrolimus spectabilis)の雄。幼虫は毒針毛を持ち、マツ類の葉を食べる。年1〜2化で、若齢幼虫で越冬する。







キマエクロホソバ(Ghoria collitoides)。幼虫は地衣類を食べる。年1化。トモエガ科ヒトリガ亜科。







▲昨日昼過ぎ、網戸の外側にくっついていたシラホシハナムグリ(Protaetia brevitarsis brevitarsis)。鞘翅目コガネムシ科シロテンハナムグリ属。越冬は成虫でおこなう。








2025年6月29日日曜日

熱車輪のコルベット その2

 


HOT WHEELS 
'62 CORVETTE GASSER



▲ホットウィールのミニカー、「'62 コルベット・ガッサー」。1962年式シボレー・コルベットのドラッグレース仕様を1/64スケールで再現した製品。発売は2022年。






▲ミニカーをデザインしたのはマテル社のデザイナー、ブレンドン・ヴェトゥスキー(Brendon Vetuskey)氏だが、ラリー・ウッド氏がデザインして2005年に発売された「'62 コルベット」がベースになっているらしい。






▲50年代から60年代にかけての自動車のデザインは本当に素晴しいと思う。






▲4灯あるヘッドライトの塗り分けがされてないのが少し残念なところ。そのうち自分で加工してやりたい。






▲発売されてまだ日が浅いので、カラーバリエーションも少ない。とりあえず3台揃えてみた。3台ともマレーシア製。多分来年も新しいカラーが出ると思うので、ちょっと楽しみではある。







豹紋枝尺蛾

 



ヒョウモンエダシャクArichanna  gaschkevitchii  gaschkevitchii

鱗翅目シャクガ科Arichanna属。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化で卵態越冬。日本固有種。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したヒョウモンエダシャクの雄。







▲キマダラツマキリエダシャク(Zanclidia testacea)の雄。幼虫はツルウメモドキの葉を食べる。年1化。シャクガ科。






▲スジモンヒトリSpilarctia seriatopunctata seriatopunctata)の雄。幼虫は、クワやケヤキ、サクラ類、スイバ等の葉を食べる。年2〜3回発生し、蛹で越冬する。トモエガ科ヒトリガ亜科。







▲エゾスズメPhyllosphingia dissimilis dissimilis)。幼虫はオニグルミの葉を食べる。年2化で、蛹で越冬する。スズメガ科。





 

▲モモスズメMarumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科の樹木の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。







▲オオクワゴモドキ(Oberthueria falcigera)の雄。幼虫はカエデ類の葉を食べる。成虫は何も食べない。年2化で、蛹で越冬する。カイコガ科。






▲ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)。蜚蠊目ゴキブリ科。








2025年6月28日土曜日

熱車輪のコルベット

 


HOT WHEELS
'68 CORVETTE - GAS MONKEY GARAGE



▲ホットウィールのミニカー、「'68  コルベット・ガスモンキーガレージ」。ディスカバリーチャンネルでお馴染みのガスモンキーガレージがホットウィールからの依頼で製作した1968年式シボレー・コルベットの改造車を1/64スケールのミニカーにしている。







▲1968年式コルベットはもともと格好良い車だけど、改造によりさらに格好良くなった。






 ▲本物は買えないけど、ミニカーなら買える。





▲このミニカーのデザイナーは日本人の浅田龍氏。彼は2021年に42歳の若さで大腸癌による合併症で亡くなっている。






▲「'68  コルベット・ガスモンキーガレージ」は、2017年の発売。それ以降いくつかのカラーバリエーションが出ているので、とりあえず4種類集めてみた。一番左がタイ製で、他はマレーシア製。










蜻蛉枝尺蛾





トンボエダシャク
Cystidia stratonice

鱗翅目シャクガ科Cystidia属。成虫は昼行性で花の蜜を好む。幼虫はツルウメモドキの葉を食べる。年1化で幼虫越冬。



▲昨晩、自宅の外灯に飛来したトンボエダシャクの雄。





▲トンボエダシャクの雌も来た。






▲キシタエダシャク(Arichanna  melanaria fraterna)の雌。幼虫はツツジ科木本の葉を食べる。年1化。卵越冬。シャクガ科。






▲リンゴツノエダシャク(Phthonosema tendinosarium)の雄。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。






▲コシロオビアオシャク(Geometra glaucaria)の雄。幼虫はコナラ属の葉を食べる。年1化で、幼虫越冬。シャクガ科。






▲クロシラフクチバ(Sypnoides fumosus)。全く隙のない蛾で、今回も1枚撮影しただけで逃げられてしまった。幼虫はバラ科木本、ブナ科木本の葉を食べる。年2化で、卵で越冬する。ヤガ科。





▲ジュウロクホシテントウ(Myzia oblongoguttata)。鞘翅目テントウムシ科。






 ▲ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)。年1化で幼虫越冬。コガネムシ科スジコガネ属。






2025年6月27日金曜日

熱車輪のダッジ

 


HOT WHEELS
RODGER DODGER



▲マテル社から販売されているミニカー、ホットウィールの「ロジャー・ダッジャー」。1973年型ダッジ・チャージャーSEの改造車という設定。ホットウィール史上最も人気のある車種のひとつらしい。デザインはマテル社のデザイナー、ラリー・ウッド(Larry R. Wood)氏によるもの。上の写真は1974年から1979年まで発売されていたオリジナルと呼ばれるタイプで、2台とも香港製。約半世紀前の製品。





▲こちらは1998年にリニューアルされたタイプ。オリジナルと形状はほとんど変わらない。ファースト・リツールと呼ばれ、2013年まで販売された。一番左がタイ製で、他はマレーシア製。ちなみに、シャシに1970と記されているのは、他の車種の金型を流用していた名残らしい。






▲こちらは2015年から販売されているセカンド・リツールと呼ばれているタイプ。ボンネットの上に突き出していたエンジンの排気管の位置が前輪の後方に変更されていて、運転席の前方の視界が改善されている。4台ともマレーシア製。








細翅天社蛾

 


ホソバシャチホコ
Fentonia ocypete ocypete

鱗翅目シャチホコガ科Fentonia属。幼虫はブナ科木本の葉を食べる。年2回発生し、蛹で越冬する。




▲昨晩、自宅の外灯に飛来したホソバシャチホコ。








▲これもホソバシャチホコ。







▲クロクモエダシャクApocleora rimosa)の雌。幼虫はヒノキやビャクシンの葉を食べる。年2〜3化。シャクガ科。






▲コガタツバメエダシャク(Ourapteryx obtusicauda)。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。シャクガ科。






▲クビワウスグロホソバMacrobrochis staudingeri staudingeri)。幼虫は地衣類を食べる。年2化。トモエガ科ヒトリガ亜科。






▲キハラゴマダラヒトリ(Spilosoma lubricipedum)の雄。幼虫は広食性。年3化で幼虫越冬。トモエガ科ヒトリガ亜科。








▲交尾中のリンゴツノエダシャク(Phthonosema tendinosarium)。上が雌で下が雄。幼虫は広食性で様々な広葉樹の葉を食べる。年2化。蛹で越冬。シャクガ科。






モモスズメ(Marumba  gaschkewitschii echephron)。幼虫は主にバラ科の樹木の葉を食べるが、他にハコネウツギ、ニシキギ、ツゲなどを食べる事もある。年2化で蛹態越冬。スズメガ科。






▲ヤマトクロスジヘビトンボParachauliodes japonicus)。頭から前翅の先まで約50mm。広翅目ヘビトンボ科。






▲これもヤマトクロスジヘビトンボ。頭から前翅の先まで約70mm。昨晩の昆虫の中で最大の個体だった。