昨日今日と降った雨で、満開だった庭のソメイヨシノも大分散ってしまった。アスファルトの小径に花びらが積もって、桜色の絨毯のようになっていた。
2019年4月29日月曜日
2019年4月28日日曜日
会津の鍛冶屋
会津手語り
[鍛冶屋編]
職人に語られし幻の鍜冶
会津手語り
[樹木に関わる職人編]
郷土の刃物を受け継ぐ人
どちらも著者は福島県出身の写真家「赤沼博志」氏。発行は会津若松市にある「歴史春秋出版株式会社」。[鍛冶屋編]の方は2018年12月25日に、[樹木に関わる職人編]は2019年2月21に発行されている。
[鍛冶屋編]によると、現在会津に残っている鍛冶屋は、鋸鍜冶1軒、野鍜冶2軒だけだという。刃物鍜冶は昭和50年代には消滅してしまったらしい。
[鍛冶屋編]では、今現在残されている会津で作られた刃物のコレクションや、古文書、印刷物等の資料を許にして、かつて会津に何百といた鍜冶職人達の歴史の全体像に迫ろうとしている。
[樹木に関わる職人編]では、会津の伝統工芸の職人達が今でも使っている会津製の古い道具を取り上げている。
「百聞は一見に如かず」というが、2冊とも数多くの会津の古い刃物が大判の写真で掲載されており、それらを見ているだけでも様々な情報を読み取る事が出来る。その上解説も微に入り細に入りで、よくぞここまで調べてくれたと感心してしまう。
「会津手語り」は、単純に写真集として眺めるだけでも楽しく、また一級の資料としても価値ある2冊だと思う。
2019年4月27日土曜日
2019年4月25日木曜日
米沢型の鉈 その3
先日、ヤフオクで米沢型の鉈を2本入手した。それぞれ山形県内の別の業者からの出品だったが、どちらも入札者が大勢いて米沢型の鉈の人気の程が窺えた。必然的に思っていたよりも高額になったが、何とか出せる範囲の金額に収まってくれたので助かった。(まさかこのブログが人気に火を着けたわけではないと思うのだが)
左の方には「登録 大◯」「保険」と刻印がある(◯は判読不明)。右の方は「山川作」と鏨で銘が入り、ハシ(先端の尖った所)に「山川」と小さな刻印がある。どちらも刃に大きな欠けは無く、壊れやすい柄もオリジナルを保っている(ように見える)。
右の鉈は、柄の形が去年の8月に米沢市三沢の民具館で見た物に似ているが、作り手が同じかどうかまでは分からない。
米沢市三沢の民具館の米沢型鉈
米沢型の鉈は、「喜多方型」と呼ばれる事もあり、かつては山形県から福島県の割と広い範囲で作られ、使われていたようだ。どちらかと言えば、山奥よりも平地の農家で使われる事が多かったというが、本当だろうか。
2019年4月23日火曜日
2019年4月22日月曜日
春の妖精達
家の周りで見つけた春の妖精達。
水仙「アイスキング」
ICE-KING
ICE-KING
1984年登録のオランダ生まれの品種。副花冠の色は黄色から白に変化する。 分類記号は、4W-WYY。
キクザキイチゲ
Anemone pseudoaltaica
Anemone pseudoaltaica
キンポウゲ科イチリンソウ属の宿根草。
アオイスミレ
Viola hondoensis
Viola hondoensis
スミレ科スミレ属の常緑多年草。
キバナノアマナに来たスジグロシロチョウ
Pieris melete
Pieris melete
スジグロシロチョウはシロチョウ科モンシロチョウ属。
もしかしたらヤマトスジグロシロチョウ(P. nesis)かも知れないが画像だけでの区別は困難。
今日は1日快晴だった。
もしかしたらヤマトスジグロシロチョウ(P. nesis)かも知れないが画像だけでの区別は困難。
今日は1日快晴だった。
2019年4月20日土曜日
2019年4月19日金曜日
父と娘の物語
「かくしごと ⑧」
久米田康治
注文していた「かくしごと」の第8巻が昨日届いた。
「かくしごと」は、講談社が発行する「月刊少年マガジン」に2016年1月号から久米田康治氏が連載しているギャグ漫画である。
物語は自分が漫画家だという事を一人娘に隠している主人公「後藤 可久士」と、その娘「後藤 姫」を中心としたドタバタ劇 (?)。いつも姫ちゃんの健気な言動が微笑ましい。
この巻でも、おこづかいがみんなと同じ額じゃないと不安だからという理由で「もう少し安くていい」とか「いらない」とか言ってみたり、ノートを買う為のお金を貰う代わりに「かたたたき券」を発行したりと、とにかく可愛いのだ。こんな娘がいたらどんなお父さんでも必死で頑張っちゃうだろうなと思ってしまう。
あと、この巻では可久士の奥さん、つまり姫ちゃんのお母さんの消息についても少し触れられている。いくつかの伏線が最後にどう収束していくのか、今後も楽しみな物語である。
物語は自分が漫画家だという事を一人娘に隠している主人公「後藤 可久士」と、その娘「後藤 姫」を中心としたドタバタ劇 (?)。いつも姫ちゃんの健気な言動が微笑ましい。
この巻でも、おこづかいがみんなと同じ額じゃないと不安だからという理由で「もう少し安くていい」とか「いらない」とか言ってみたり、ノートを買う為のお金を貰う代わりに「かたたたき券」を発行したりと、とにかく可愛いのだ。こんな娘がいたらどんなお父さんでも必死で頑張っちゃうだろうなと思ってしまう。
あと、この巻では可久士の奥さん、つまり姫ちゃんのお母さんの消息についても少し触れられている。いくつかの伏線が最後にどう収束していくのか、今後も楽しみな物語である。
なお、第9巻は8月15日頃発売予定だそうだ。
2019年4月18日木曜日
続・白い琺瑯
セイコー
プレザージュ
SARK001
SEIKO
PRESAGE
SARK001
「また買ったの!?」
「いや、琺瑯ダイヤルは飲み物だから。」
「ちょっと何言ってるか分かんないんだけど。」
「また買ったの!?」
「いや、琺瑯ダイヤルは飲み物だから。」
「ちょっと何言ってるか分かんないんだけど。」
セイコーから2016年の9月に1000本限定で販売された「プレザージュSARK001」の未使用品がヤフオクに出品されていた。試しに入札してみたら幸運にも最低落札価格で手に入れる事が出来た。
届いた製品は桐の箱に入っていた。
届いた製品は桐の箱に入っていた。
この前買った「SARK013」との比較。
左の「001」はインデックスがアラビア数字だが、右の「013」はローマ数字になっている。あと、短針や30分計、12時間計の針の形状が違う。それから「001」の文字盤には「PRESAGE」の文字が無い。
裏側。
「001」はローターの色が金色。裏蓋周辺には「Limited Edition」の文字が入るなど、微妙に違っている。
竜頭。
竜頭。
左の「001」の方はいわゆる「蛇S」のマークが浮き彫りになっている。
あとはほとんど同じと考えて良いと思う。でもこれ、前から欲しかったんだよね。状態が良くて安いやつが出てくるのをずっと待っていたわけで。いや~待った甲斐があったよ本当。
あとはほとんど同じと考えて良いと思う。でもこれ、前から欲しかったんだよね。状態が良くて安いやつが出てくるのをずっと待っていたわけで。いや~待った甲斐があったよ本当。